秋10月に収穫。夏のぶどうや梨の出荷が落ち着くころ、山の斜面にはたくさんの柿の実が色づいてきます。毎年12月に出荷する愛宕柿です。300g近くある大きな実で、晴れた日の多い岡山県南の秋の青空に色鮮やかに映えます。
行本さんの柿畑は山の斜面にあって、収穫した柿はトロッコのようなモノレールで運ばれます。30年近く使っている現役のレールに柿の詰まったコンテナが山を下っていく、なんとも穏やかな秋の収穫風景です。
甘くしっとり、冬に食べるあたご柿。真空パックで長期保存ができます。
あたご柿は収穫したときは渋柿です。10月頃収穫をした後、ドライアイスを使い2週間程の期間、渋を抜きます。すると、あんなに渋かった渋柿が、甘くてしっとりとした柿に変身。適度な水分があり、とてもなめらかな舌触りです。
あたご柿は2個ずつを真空パックでシールドしているので、長く保存ができます。真空パックの中でも熟成は進み、果肉が次第に柔らかくなり舌触りの良いまろやかな甘みになってきますので、お好みの時期にお召し上がりください。
パックの封を開けてから15分程度置いてからお召し上がりください。空気に触れることで炭酸ガスが抜け、風味がよくなります。
袋から出した柿は時間とともに酸化し表面が黒くなっていきますので、その日のうちにお召し上がりください。