あくまでも完熟にこだわる。【6FARM】の古都・奈良を飾る新しい“華”となるいちご「古都華」

あくまでも完熟にこだわる。【6FARM】の古都・奈良を飾る新しい“華”となるいちご「古都華」

諸国良品

2026/03/01

「古都華(ことか)」といういちごをご存じでしょうか?奈良県でしかつくられていない品種で、まだ生産量も少ないうえ、人気のあまり主に関西圏でしか見かけないいちごです。濃いルビー色で、フルーティーな甘い香りが特徴。糖度と酸味が高いことから、濃厚な味わいが口いっぱいに広がります。「そんな古都華を初めて食べたときの衝撃が忘れられなくて」と、いちご農家へと転身し、古都華のみの栽培に精を出すのが「6FARM」の渡辺夫妻です。

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実はかつて日本有数のいちごの産地だった奈良県。1980年までの18年間、全国3位の栽培面積を占めるほど一大産地でした。さらに、クリスマス時期にも出荷できるよう技術革新が生まれたのも奈良県から。「年内にいちごを株あたり3個収穫してハワイへ行こう」を合言葉に、農家の中で技術導入が進んだんだとか。そんな先進的ないちご県では、「アスカルビー」と呼ばれる果汁あふれるジューシーな品種が長く親しまれてきましたが、その主役の座を奪いつつあるのが、「いつ食べてもおいしいいちご」を目指して奈良県農業総合センターが育成し、2011年にデビューした「古都華」です。

「見た目、香り、味わい。ここまで3拍子揃ったいちごには、それまで出会ったことはありませんでした」 そう初めて古都華を食べたときのことを振り返るのは、6FARMの渡辺邦彦さん。15年間、奈良県内でBARと飲食店を経営していましたが、コロナ禍に突入。営業がままならないなか、知人から貰ったのが古都華のいちごだったといいます。
「それが完熟のいちごだったことも衝撃を受けた理由です。90%熟したものと完熟いちごでは、味がめっちゃ変わるんですよ。いちごは追熟しないので、収穫した時点で糖度が止まります。だから完熟で収穫することが大切なんです」

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以来、古都華の魅力の虜になった渡辺さん。完熟の古都華をつくる生産者の元で2年間ほど修行し、ついには飲食店を辞めて農家へと転身を果たします。
「完熟いちごを届けたいので、直売所メインで考えました。市街地から車で買いに来てもらえる立地で農地を探しましたが、実績がないということで断られ続けます。それでも知り合いづてに出会ったのが、今の富雄川沿いの土地です」
奈良市内から30分、大阪からも1時間圏内という立地に、900坪の農地を借りることができました。

栽培法にもとりわけこだわっています。
「土の水分量をできる限り絞り、ハウス内の温度も温めすぎないことで、いちごをゆっくりじっくりと成長させます。そうすることで、完熟になった時にいちご本来の濃厚な甘さと香りを最大限引き出すことができるんです。成長もゆっくりな分、収量は減ってしまいますが、“濃甘”な古都華をつくりたいんです」
渡辺さんがそこまでこだわる訳には、古都華を奈良県の手土産として確立したいからという狙いがありました。「僕が感動したように、多くの人に感動してもらえるポテンシャルを持っているのが古都華だと思っています」

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完熟のいちごを届けたいという想いから、こんな取り組みも。古都華が生ったいちごの苗をプランターごと持ち込み、室内屋外「どこでもいちご狩り」という出張イベントを開催しています。実際、企業や商業施設、福祉施設や保育園などからの引き合いも多く、摘みたての“完熟”古都華を味わってもらっています。一度、食べたお客さんからは「おいしい」「濃厚」「いちごの概念が変わる」と感動の声が聞かれるそう。ニーズに対して生産量がまだまだ追いついていない「6ファーム」の希少な完熟“古都華”。是非、一度ご賞味ください。

生産者紹介

  • 6FARM

    生産者名 6FARM 詳細

    元BARのオーナーが奥さんとゼロからいちご農家に。古都・奈良を飾る新しい「華」になってほしい、そんな想いから名づけられたいちご「古都華」を栽培している。水分量や温度を徹底し、収穫量よりもおいしさを優先させた濃甘ないちごに定評がある。

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