公開日:2022/8/19
いつ起こるかわからない、自然災害や体調不良といった不測の事態。
有事のときにあわてないよう、習慣づけたい備えの点検について、まとめました。
撮影・田上 浩一
食材のストック
自然災害や体調不良などで身動きが取れなくなったとき、手元に食べものの備えがあることは、物理面ではもちろん、精神的にも大きな支えになってくれます。
とはいえ、日々を忙しく過ごす中では、長期保存ができる食材を買ったきりで安心してしまい、その後の点検や管理にまで、なかなか気が回りにくいもの。
陥りがちなのは、買った食材をしまったまま、使い忘れてしまうことです。
もし、ストックの食材について、賞味期限を切らしてしまったり、使い忘れることが起きがちであれば、週末や月末などを点検日と決めて、定期的な確認を習慣づけて。
そのときにはストックしてある食材をすべて取り出し、元の収納場所へ一つひとつ戻しながら量や賞味期限の点検を行うと、チェック漏れを防げます。
常温で保管しているストック食材だけでなく、冷蔵庫や冷凍庫の中も同じ流れで点検を。
日用消耗品のストック
不測の事態が起こったときには、自宅避難などにより、家の中で長い時間を過ごすことも想定されます。
食料とともに、トイレットペーパーやごみ袋など、ふだん使いの消耗品をストックしておくことも大切な心がけです。
小さく収まり、かさばらずに備えられるものを選んで、効率良く保管を。
また食材同様、日用の消耗品にも「一定の数を持ち、使った分だけ補充」するローリングストック法を取り入れると、しばらく外出ができないときにうっかり切らしてしまった……ということを避けられます。
それぞれの日用消耗品を保管できる引き出しや箱型の収納をあらかじめ決めておき、一定量がいつもにその中に入っているように保つと、管理がわかりやすく進みます。
古いものを前に出して先に使っていけるように、補充にも工夫を。
非常用のあかりと電池
せっかくの備えも、いざ非常事態というときに使えないと意味がないもの。
ふだんあまり使わない予備のあかりや懐中電灯など、防災のために揃えた照明は定期的に動作させる日を決めて、問題なく機能を果たすか、点検を進めます。
乾電池をすでに入れている場合、数年間入れっぱなしということがないように、取り替えのルールをつくっておくことも大切です。
防災の日や誕生日、記念日などを年に一度の取り替え日と決めておくと、忘れにくいもの。
また、乾電池や充電池といったポータブル電源についても、定期的な点検を忘れずに。
乾電池について忘れてしまいがちなのは、使用推奨期限の確認です。
多めに備蓄している場合は特に、推奨期限切れのものを持ち続けていないかチェックし、必要に応じた入れ替えを進めます。
まとめ
自然災害や体調不良に見舞われても、たしかな備えがあれば安心できます。
定期的な点検を習慣づけて、もしものときにも、落ち着いて対処できますように。