暮らしのQ&A
カビや虫くい対策も万全に。失敗しない衣替えのコツ

2026/04/25
春は気候が不安定なので、衣替えのタイミングがなかなかよみづらいものです。冬物はなるべく早く片付けてすっきりしたいところですが、一度に済まそうとするのは失敗の素。カビや虫食い予防をしながら、スムーズに衣替えを進めるコツを、家事の達人・藤原千秋さんにうかがいました。(取材・文/草野舞友)
大手住宅メーカーで営業職を経て、独立。主に掃除や家事、住宅に関する記事執筆を専門とする、ライター・アドバイザー&コラムニストとして活動中。監修本に『きほんから新発想まで 家事ずかん750』(朝日新聞出版)などがある。私生活では、三女の母。
4~6月に数回に分けて、厚手のものからしまう

気候が変わりやすい昨今の衣替えは、4~6月に3回くらいに分けて行うのがおすすめです。
春先にまずしまいたいのが、真冬にしか着ないような厚手のコートやセーター、防寒性の高いマフラーや手袋などの小物類。必要ならまとめて洗濯したりクリーニングに出して、クローゼットの奥のほうにしまってしまいましょう。最近はクリーニングに出してそのまま翌冬まで預かってくれるサービスもあるので、利用するのも手です。
それから気温の変化を見ながら、厚手のものからしまっていきましょう。最後にしまう薄手のニット類やコートは、秋にまた使用します。奥にしまい込んでしまわず、さっと取り出せる位置ににしまうとスムーズです。
引き出しに除湿剤を入れて、カビや虫を予防

衣類は、汚れをきちんと落とした状態でしまうことが重要です。皮膚に触れる部分がある衣類は、一度着たならしっかり洗濯を。ただし、しっかり乾いていないとカビが生える、虫が付くといったトラブルが起きるので、注意しましょう。
また、湿気は衣類の大敵なので、収納ケースに除湿剤を入れて対策を。引き出しごとに入れるのがベストですが、床に近い場所は特に湿気がたまりやすいので、下段には必ず入れましょう。ウールを入れる引き出しには、防虫スプレーや防虫剤を使うと◎。さらに家族にアレルギー体質の人がいるのであれば、ダニとりシートを敷いておくと安心です。
引き出しは、消毒用エタノールで拭く
衣替えのタイミングで、クローゼットや収納ケースの引き出し掃除もしてしまいましょう。
クローゼットのほこりや引き出しの隅のほこりに虫の卵がある場合があるので、まずは掃除機でしっかり吸うか乾拭きをします。水分が残りにくくカビの予防にもなるので、消毒用エタノールで拭いておくと安心です。引き出しに虫の抜け殻みたいなものなどがあった場合は、虫がいる可能性大。この場合にも消毒用エタノールが有効なので、しっかり拭きます。
ゴールデンウィークは、衣替えのベストタイミング

梅雨に突入すると洗濯ものが乾きにくく湿度も上がるので、その前に衣替えを済ませておくのがベスト。ゴールデンウィークを利用して行ってしまうのがおすすめです。湿度が50%以下の、カラッとした日を選びましょう。
その際、着ない服の整理も行うと◎。汚れている服、体型に合わない服、何年も着ていない服は、思い切って手放す対象にしてみては。
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