洗浄力や衣類への負担に違いも。洗濯用洗剤と柔軟剤の選び方

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おたより/暮らしのQ&A

2026/06/16

日々の洗濯に欠かせない洗剤や柔軟剤。最近はいろいろなタイプのものが販売されているので、「選び方の基準がわからない」という人も多いでしょう。そこで今回は、掃除や家事のスペシャリストとして活躍する藤原千秋さんに、それぞれの特長や選ぶときのポイントをうかがいました。
(取材・文/草野舞友)

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畠山清佳
お話を聞いた人:藤原千秋さん
大手住宅メーカーで営業職を経て、独立。主に掃除や家事、住宅に関する記事執筆を専門とする、ライター・アドバイザー&コラムニストとして活動中。監修本に『きほんから新発想まで 家事ずかん750』(朝日新聞出版)などがある。私生活では、三女の母。

粉末・液体・ジェルボールタイプの違いとは?

無印良品 柔軟剤 洗剤 洗濯

洗剤には大きく分けて粉末・液体の2タイプがありますが、一般的に洗浄力が高いのは粉末といわれています。食べこぼしや泥汚れなどの頑固な汚れに強く、白い衣類のくすみ対策にも効果を発揮。しかし、洗浄力が強い分衣類への負担が大きかったり、溶け残りやすすぎ残しが起きるといったデメリットもあります。

一方、最近主流の液体タイプは溶け残りの心配がなく、中性~弱アルカリ性が多いため、衣類へのデメリットは比較的少なめ。普段使いしやすいのが特長です。

また、近頃は洗浄成分が濃縮されている「ジェルボールタイプ」や「スティックタイプ」も人気で、洗浄力が高くて「計量不要」なのが最大の特長。すすぎが1回で済むものが多く節水もできますが、衣類の量に合わせた調整がしにくく、コスパ重視の人には不向きかもしれません。

肌トラブルが気になる人は、低刺激・無添加タイプを

無印良品 柔軟剤 洗剤 洗濯

「洗剤には汚れを浮かせて水に溶けやすくする「界面活性剤」が使用されています。パッケージに記載されている「界面活性剤〇%」は洗浄成分量の目安のひとつ。ただし含有量が多いとその分衣類に残りやすく、赤ちゃんや敏感肌の人がアレルギーを起こすことも。

肌トラブルが心配な人は含有量が低い「低刺激」タイプや、蛍光増白剤や漂白剤を含まない「無添加」タイプを選びましょう。また、すすぎは2回以上行うと安心です」(藤原千秋さん。以下同様)。

デリケートな服は、「おしゃれ着専用」が安心

無印良品 柔軟剤 洗剤 洗濯

「ウールのニットやシルクのブラウスなど、デリケートな衣類を洗う際は「おしゃれ着専用」の中性洗剤を選びましょう。普段使いの洗剤を使うと、縮みやごわつきが起こるリスクがあります。洗濯機で洗う際は、衣類のダメージを抑えてたっぷりの水でやさしく洗い上げるコースを選び、洗濯ネットに入れて洗います。洗濯機によってコース名が異なりますが、手洗いコース・おしゃれ着コース・デリケートコース・ドライコース・おうちクリーニングコースなどが一般的です」。

必ずしも必要ではない柔軟剤は、目的に合わせて使用

無印良品の香りの付かない柔軟剤

「柔軟剤は静電気の発生を抑えたり、繊維の摩擦を減らして毛羽立たせず仕上げることなどを目的にしています。すべての洗濯物に必ず必要なものではなく、入れすぎてしっかりすすげていなければ、それが菌のエサとなってやがてにおいやカビの原因になる可能性もあり、衣類の劣化にもつながりかねません。速乾・涼感繊維など、使用を控えることを呼びかけている機能性素材もあるので、使用する際は気を付けましょう。

好みの香りで選ぶ際は、洗剤の香りとの相性も重要。強い香りが苦手な人は、植物由来の香りや無香料タイプがおすすめです。部屋干しのにおい対策には、抗菌・防臭機能付きのものを利用するのも◎」。

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