無印良品のはたらく場
無印良品では、自分たちのはたらく場の環境改善に取り組むため、2024年2月に新社屋へ移転をしました。その際に取り組んだ課題抽出から、その改善方法など、自分たちの実体験を基に、様々なはたらく場の環境改善をする、トータルコーディネートのサービスを開始します。
良品計画の
オフィス移転プロジェクト
移転のきっかけ・抱えていた課題
第二創業期・事業拡大に向けた社員増員の為、フロアの増床が必要となったことが、移転を検討し始めたきっかけです。
また旧オフィスは8フロアにまたがり、移動やスペースの非効率さが生じるだけでなく、部署や機能が分断され、物理的にも心理的にも壁があり、部署間の連携の取りにくさが課題でした。
さらに、近年のはたらき方の変化から、求めるオフィス環境と実際のオフィス環境の実態に大きな差が生じ、多くの社員が働き辛さを感じていました。
目指す姿
-
「壁を作らない」
物理的にも心理的にも壁を作らず、社内外とつながる場をつくることで、多様な出会いの接点を作ります。
-
「完成させないオフィス」
社員が自ら働き方を考え、「働く環境をもっと良くしよう!」という考えのもの、気づきや行動力を引き出す取り組みを継続していきます。
-
「多様な働き方に適応する」
「集中する」「集まって話す」「リフレッシュする」という働く場の行動に適したゾーニングと家具をミニマムにデザインし、1000人の多様な働き方の変化にも柔軟に適応できる空間にしました。
はたらく場の環境改善のポイント
01機能とプランニング
02改善と成果
-
課題 ❶
店舗・本社を含めた社員が
交流できる場がない -
課題 ❷
人員増に伴うオフィスの
執務スペースの狭小化 -
課題 ❸
多層階のため、部署間の
コミュニケーションが取りづらい -
課題 ❹
コロナ禍での働き方の変化
(例:オンラインミーティングの増加) -
課題 ❺
業務拡大により商品開発などに
必要なスペースが狭い -
課題 ❻
リラックスできる場所が少ない為、
オンオフの切り替えが難しく、
生産性が上がらない
03オフィス移転のプロセス
-
STEP1現状を把握し、
課題の本質をとらえる無印良品の働き方について考える専門チーム「働き方推進室」を立ち上げ、現状抱える課題から、働き方の理想についてなど、幅広く話し合いを重ね、目線合わせを行いました。
-
STEP2必要な機能とデザインを考える
抽出した課題に対して最適な環境改善を”企画とプロセス”から考え、今後の働き方の変化にも柔軟に対応できる、可変性の高い空間や家具をデザインしています。
-
STEP3働く場も暮らしに見立て、豊かにする
オフィスの内装や家具といった基本構成の改善だけでなく、一坪喫茶やアート、グリーン、音環境についても考えました。働く時間をより快適に、また豊かにするコンテンツを散りばめ、さらなる付加価値を高めていきます。
-
STEP4気づきや行動力を引き出す仕組みづくり
美観や心地の良い環境維持の意識醸成の為に、各部署から担当を選出した「フロア環境委員」を立ち上げ、オフィスの運営をします。社員自らが現場から働く場を良くしていく運用の仕組みを構築します。
はたらく場のサービス
無印良品の空間設計がはたらく場の環境改善をする、サービス内容をご紹介します。事務用品・家具の購入から、トータルコーディネートまで承ります。
-
意識醸成プログラム
-
内装・家具什器
-
整理収納・事務用品
-
地域材の活用
-
一坪喫茶
-
オフィス防災
-
アートセレクト
-
音のデザイン
-
ユニフォーム
事例紹介
これまでに取り組んできた、はたらく場の環境改善の事例をご紹介しています。
ご相談の流れ
-
ご相談
-
現地調査
-
コンセプトメイク・設計デザイン
-
見積もり・ご契約
-
施工〜お引き渡し
まずはご依頼ページよりお気軽にお問い合わせください。