こんにちは。Café&Meal MUJI グランフロント大阪です。
2月15日にCafé&Meal MUJI グランフロント大阪にて、大阪府堺市にある『糀屋 雨風(こうじや あめかぜ)』の16代目 豊田宣広さんを講師にお迎えし『手づくり味噌教室』を開催しました。
糀屋 雨風さんは堺市で300年以上続く醤油や糀を製造されている会社で、昔ながらの製法での味噌作りを続けられています。豊田さんは味噌作り教室や料理教室など様々な教室の開催を通して糀の良さの普及に勤められています。
今回は家庭でも気軽にできる方法での味噌作りを教えていただきました。
味噌作りの材料は、大豆、米麹、お塩の3つ。
まず、お塩と米麹を袋の中でしっかり混ぜ合わせます。
次に、別の袋に準備された大豆を手で潰してゆきます。当日の朝に炊きあげられたふっくらとした大豆はまだ温かく、参加者のみなさんが手でこねはじめるとふわっと大豆の良い香りがお店の中に広がりました。
大豆、糀と塩を全て合わせて、手で中に入れ込むようにしっかりと丁寧に混ぜてゆきます。スタッフも味噌づくりに挑戦しました!思った以上に力が要る作業で、「よいっしょっ」と丁寧にこねて混ぜ合わせてゆきます。
材料が混ざったら、袋の中で大きなボールになるようにお味噌をまるめて、桶の中に空気を抜きながら詰めていきます。
同じ材料で、同じ方法で作っても、人や環境の影響を受けそれぞれ違う味のお味噌になるそうです。自分だけのお味噌という気がして、なんだか愛着がわきますね。今回作ったお味噌は3ヶ月程度で熟成され、表面に味噌だまりができた頃に美味しく食べられるのだそう。完成が楽しみですね。
手作り味噌教室の後は、ワークショップ参加者限定で雨風さんのお味噌を使ったお食事を提供しました。
朝早くから頑張ったみなさんへおいしいお食事でそっと寄り添えましたように、願いを込めて。
Café&Meal MUJI グランフロント大阪