10月12日、Cafe'&Meal MUJI グランフロント大阪にて、「味噌づくり教室」を開催しました。

前回に引き続き、講師を務めてくださったのは「糀屋 雨風(こうじや あめかぜ)」の16代目 豊田宣広さん。
「糀屋 雨風(こうじや あめかぜ)」さんは、地元大阪府堺市のお味噌屋さんです。
約300年前 元禄二年(1689年)の創業より、昔ながらのみそづくりの製法を守り続けていらっしゃいます。
「糀屋 雨風(こうじや あめかぜ)」さん
この素敵な社名は、雨が降っても風が吹いても商いを休む事が無かったところから、地元の方に『雨風屋さん』と親しまれるようになったことに由来しているそうです。
300年もの間、日本の発酵食品の歴史に携わられているんですね。
味噌づくりの材料は、大豆と米こうじ、塩の3つ。
材料の配合を変えることで、甘みの強さや風味も自分好みに調整することが出来るそうです。
味噌を家庭で手作りしていた時代、その家々によって味噌の味が違うから「手前味噌」という言葉もできたそうですよ。
「せっかくなので、糀をすこし食べてみませんか?」
材料を合わせる前に、糀をちょっと味見。
「すこし、栗っぽい甘さがありますよね。」と豊田さん。
保存料などを使わない、手作り味噌。
材料を自分で確かめながら作れるのも楽しみの一つですね。
大豆は北海道産のものを使用。
この時期の大豆は、水分量が多いためふっくらとしていて、お味噌を作ってもとっても美味しく出来るそうですよ。


材料を合わせてしっかりこねていきます。


材料が十分に合わさり、味噌の元ができたらタッパに詰めてお持ち帰りいただきます。
熟成期間が短い程 甘みのある味わいで、長くなる程 大豆の旨味が効いた深い味わいになるそうです。
ぜひ、お好みの「家庭の味」をみつけてくださいね。

講座の最後では、お味噌と、Cafe'&Meal MUJIの米粉パン、ゆめ白パンで朝食をお召し上がりいただきました。
熟成度合いによる、お味噌の味の違いはいかがでしょうか?

12月より、Cafe'&Meal MUJI グランフロント大阪でも、「糀屋 雨風(こうじや あめかぜ)」さんのお味噌を使用したお味噌汁をお召し上がりいただけますよ。
ぜひ、地元大阪のお味噌をご賞味くださいね。
