こんにちは。Café&MealMUJI越谷レイクタウンです。
先週末は台風がきて大変でしたね。皆さんのお住まいは大丈夫でしたか?
先日、いちじくのポテトサラダを紹介しましたが、お召し上がりいただけましたでしょうか。
「ブログを見て買いに来ました。」とお声かけしてくださったお客様がいて、とても嬉しかったです。お客様からお声かけいただくと、とても励みになります!
そして先日11日、当店のいちじくの出荷元である埼玉県比企郡川島町に行ってきました。
いちじく農園を見学させていただいたので、3部に渡って皆様にご紹介しようと思います。
前回にもお話しましたが、川島町はレイクタウンから車で約1時間のところにあります。
田んぼが広がっていて、とてものどかな落ち着いた町です。

こちらは、川島町のキャラクターのかわべえとかわみんです!いちじくがモチーフになって可愛いですね。
おかやす農園さんにお邪魔しました。岡安さんは、S‐GAP実践農場に認定されています。
こちらについては、第3部で紹介しますね。
ご夫婦で営まれているのですが、とても穏やかなお人柄で、笑顔が絶えないご夫婦でした。
台風前ということもあり、ある程度収穫が終わっていましたが、まだまだたくさんの実がなっていましたよ。
いちじくは、一文字仕立てという栽培方法で作られています。
第1部の今回はこの栽培方法について紹介します。
〈一文字仕立てとは〉
①苗木を植え付けたら、地上から40~50㎝のところで苗木を左右に切り落します
②一つの幹を左右に枝分かれさせたら、地面から平行になるようにパイプを使って誘引します
左右に分かれた枝からは新しい枝が上に向かって成長します。
成長した枝は2m程のところで剪定するので、いちじくの実は2m以下のところにつきます。

このため、手に取れる高さで収穫がしやすいことが分かりました。
いちじくは、横に伸びた枝に均等に芽をつける性質があるため、一文字仕立てが適した栽培方法なのです。

いちじくもりんごやいちごのように、枝からぶら下がったイメージを持っていましたが、
一つ一つが上を向いてしっかり枝の付け根に成っていたので、実というよりお花がなっている印象を受けました。
そういえば、いちじくは漢字で「無花果」と書きますね。
これは、花が咲かないわけではないんです。
実の中にある白いつぶつぶがいちじくの花なので、外から見えないことから「無花果」という字になったそうですよ。

いちじくは雨に弱いので、雨よけにビニールの屋根を設置しているところがありました。
しかしここがいちじくの難しいところで、ビニールの屋根をつけると、
日が当たりにくくなりいちじくの赤みがつかなくなるため、全てに設置するわけにはいかないようです。
また、いちじくは外側も非常に柔らかい果物なので、出荷時も気をつけて梱包しているとのことです。
果物や野菜によって育て方の違いがあることを目で見て学べました。実際に作られているものを見ると、食べるときにこれまで以上においしさを噛みしめるようになるものですね。
次回は、岡安さんのいちじくを紹介します!お楽しみに。
Café&MealMUJI越谷レイクタウン