こんにちは、セントレアスカイタウンです。
常滑を歩く TOKONAME STORE編②では、前回お伝えした「WORK SHOP小屋」のさらなる魅力をお届けします。
TOKONAME STOREでは、陶芸体験の他に、講師の方を招いて行うワークショップも開催しています。
ちょうど私たちが陶芸体験に行った1月は味噌を仕込むのに良い季節ということもあり、「TOKONAME CROCKで味噌仕込み」体験をしていたので、参加してきました。(1月~3月は寒仕込みと言って、味噌仕込みのベストシーズンだそうです。)
※TOKONAME CROCKとは、TOKONAME STOREで製造販売されている甕(かめ)のことです。
この味噌仕込みは、毎年大人気のワークショップで、今年もキャンセル待ちが多数出たそうです。
陶芸体験の時とはまた一味違うWORK SHOP小屋の雰囲気。
材料、道具全て常滑で作られているものを厳選しているそう。
乾燥大豆、米麹、塩・・・。選りすぐりの食材です。
講師は「おにぎりやさん」店主の杉江さおりさん(表紙写真)。
煮上がった大豆を用意してくださっていたのでつぶすところから体験スタート。
「少しなら大豆の味見していいですよ」と言われ大豆を一粒食べてみると、とてもおいしい。ふっくらしていて香りも最高でした。この大豆で作る味噌はおいしいだろうな、とわくわくします。
すり鉢に数回に分けて大豆を入れ、つぶしていきます。だんだん量が多くなっていくと力が必要でとても根気のいる工程でした。
量が増えていくとだんだんつぶしにくくなりますが、大豆が完全につぶれていなくても、それがまたその家の味となるそう。
大豆がだいたいつぶせたら、次は麹をしっかりほぐしながら塩と混ぜ合わせます。
つぶした大豆と麹を混ぜ、ボールのように丸め、容器に投げ入れて空気が入らないように敷き詰めていきます。
TOKONAME CROCKに投げ入れるのが面白かったですよ。
最後に表面に塩を振って完成です。
15℃~30℃くらいを保てる場所で保管し、出来上がりはだいたい10か月後だそうです。
仕込んで10か月後の味噌を杉江さんが持ってきてくれました。
手前が出来上がった味噌。こんなに色が変わるんですね。
10か月後ふたを開ける日がとても待ち遠しいです。
TOKONAME STORE代表の鯉江さんが、味噌を保管する場所は生活音や声がするところがいいですよと教えてくれました。楽しい声を聞いて味噌もおいしくなるそうです。
我が家はカウンターキッチンの真ん中に置こうと思います。
講師の杉江さん(写真左) TOKONAME STORE代表 鯉江さん(写真右)
先週のたたら成形に続いて、味噌仕込みも人生初の経験でした。
WORK SHOP小屋には、もっといろんな魅力がありそうです。
「常滑を歩く TOKONAME STORE編③」は常滑焼でコーヒーを楽しむことができる「STAND小屋」の魅力をお届けします。お楽しみに。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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