今回はイオンモールとなみ より車で15分ほどの場所にある、社会福祉法人『手をつなぐとなみ野』『渓明会』さんが共同で運営されている『喫茶ル・リアン』におじゃましました。
平成30年に石動駅構内にオープンした『ル・リアン』はフランス語で「絆」という意味から名づけられました。
2階交流スペース・待合室を入って左奥に喫茶コーナーがあります。
ここでは福祉作業所の利用者の方が接客をされています。
「作業所の中だけでは無く、外に出て地域の人と話したり交流することが楽しい」と笑顔で話されているのが印象的でした。
冬はホット(100円)、夏はホットとアイス(150円)のエスプレッソコーヒーが販売されています。
とても良い香りで運ばれたコーヒーは、慌ただしく過ぎていく時間に足を止め、ホッとリラックスさせてくれる濃厚な味わいでした。
コーヒーの他にも手作りの昆布もちやパン、小矢部市のマスコットキャラクター『メルギューくん』や、春の花をモチーフにしたクッキーも販売されています。
3種類の昆布が柔らかなお餅を包み込んだ昆布もち。保存料、乳化剤などの化学添加物やイーストフードを一切使わず作られたパンや、見た目も可愛らしくサクッとした口当たりの優しいクッキー。
どれも作り手の愛情がたくさん感じられました。
コーヒーを頂きながら店内を見渡すと、利用者さんたちが描かれた作品がミニギャラリーとして展示されていました。
新しく出来上がった作品を入れ替えておられた臨床美術士の先生は「自由に表現した作品をたくさんの人に観てほしい」とお話しされていました。
想いを込めて一つ一つ丁寧に作られた作品も販売されています。
電源席は電車の待ち時間にも最適。
店内でゆっくり時間を過ごすのも、、テイクアウトで春の空の下、ゆっくり季節の流れを感じるのも良いですね。
接客の合間には店内だけではなく、待合室のテーブルや椅子まで消毒をされていました。
私たちが何気なく使っていた場所に、いつも心配りをしてていただいていたことに感謝の気持ちが溢れました。
運営をされている『手をつなぐとなみ野』さんは、障害がある人も無い人も「共に生き、共に働き、共に暮らす」という理念のもとに、地域社会で自立した生活を営むことが出来るようにと支援されています。
職員の方は「身近ではないこと、知らないことへの先入観や違和感に対して、もっとたくさんの方に見てもらい、知ってもらい、障害者への理解を深めて欲しい」と強く願っておられました。
もっと多くの方に知ってもらいたいという想いで広報誌を発行されています。
下記ホームページでも読むことが出来ますので是非一度ご覧ください。
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社会福祉法人手をつなぐとなみ野
〒932-0833 富山県小矢部市綾子5598番地
TEL(0766)68-3822 FAX(0766)73-2031
e-mail:tonamino@bz03.plala.or.jp
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