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【ららぽーとTOKYO-BAY】船橋大神宮|わたしたちの街

キービジュアル画像:船橋大神宮|わたしたちの街

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2019/02/26

今日はららぽーとTOKYO-BAYからも近い「船橋大神宮」と呼ばれ親しまれている、意冨比神社(おおひじんじゃ)を紹介したいと思います。

意冨比神社の歴史は古く、1900年以上の歴史を持つ船橋地域で最大最古の神宮です。
このあまり耳なじみのない「意冨比」という名前ですが、大火あるいは大炊の意味で食物神とする説や、大日の意味でこの地方の農民がもとから信仰してきた、お天道様(太陽神)とする説など多くの諸説があるそうです。

この大神宮の始まりは景行天皇40年、日本武尊(やまとたける)が東国平定の折に、この地方で平定成就と日照り続きで長い間雨が降らないことに、苦しんでいた住民のために天照皇御神(あまてらすおおみかみ)を祀り祈願したことから始まったとされています。

後にこの地一帯は伊勢神宮に物品や金銭が寄付され船橋御厨(ふなばしみくりゃ)となります。
その守護として伊勢神宮の祭神である天照大御神を祀る神明社が現在の船橋市夏見台 日枝神社に建設されました。
しかし、御厨の衰退が進み神明社が廃れたことで意冨比神社に合祀され、その後、天照大御神に対する信仰が深くなったため次第に意冨比神社の社名は忘れられ、現在の聞きなじみのある「船橋大神宮」と呼ばれるようになりました。

その後も朝廷・将軍家などから崇敬を受け、平将門・源頼朝・徳川家康などが社領への物品や金銭の寄付・社殿の造営・改修を行いました。
神宮の境内にある常磐神社には徳川家康の歯を収めた家康木造が大切に保管されています。

今でも毎年10月20日には船橋奉納相撲が開かれ、毎年多くの来場者で賑わっています。
この奉納相撲は、天正18(1590)年に徳川家康が現在の千葉県東金市へ鷹狩りに向かう途中で船橋御殿に宿泊する際、
徳川家康をもてなすために漁師の子供たちが相撲を取っているところを見せ、その姿に感心した徳川家康が信仰の厚かった船橋大神宮に奉納したそうです。
奉納相撲には大人相撲と子供相撲があり、子供同士の取り組みの時は「はっけよい、のこった」ではなく「豊年、万作」と声をかけるそうです。

 

日本で1番小さい大神宮と言われている船橋大神宮。ららぽーとTOKYO-BAYから歩いて10分ほどで行くことができます。

落ち着いた風情と船橋市最大最古の歴史を感じるにはちょいどいい場所です。

ぜひ、みなさんもいってみてくださいね。

 

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