新しい年が始まりましたね。
今回は昨年末に京都・北野天満宮で行われた「天神さん」の様子をご紹介します。
学問の神様として知られる北野天満宮では、毎月25日に「天神さん」、「天神市」と呼ばれる市(縁日)が開かれます。
菅原道真の月命日にちなんでの縁日は、東寺で毎月21日に開催される「弘法市」と並んで京都の二大縁日と言われおり、どちらも多くの人々がお参りに訪れて境内には数多くの露店が所狭しと並ぶんですよ。
なかでも12月の縁日は一年最後の開催となり、それぞれ「終い(しまい)天神」、「終い弘法」と呼ばれて大変賑わいます。
この日の北野天満宮はお天気もよく暖かだったこともあり、平日にもかかわらずたくさんの参拝者で賑わっていました。
参道にずらりと並んだ露店ではしめ飾りや干し柿、飾り花、骨董の重箱や塗りのお椀などお正月準備の品物がたくさん並んでいましたよ。
授与所では、境内で収穫された梅を塩漬けにして天日干しにした「大福梅(おおふくうめ)」がありました。
お正月の朝にこれにお湯をそそいでいただくと、一年が健康で無事に過ごせるといわれているそうです。
わたしも無事に一年を締めくくることができたお礼と、新しい年がよい年であることを願ってお参りしてきました。
みなさまも幸多き一年になりますように。
無印良品 イオンモールKYOTO