9月7日(土)晴れ渡る青空の下、檜山山歩き・植樹・木工体験ツアー『ヒノキアスナロを訪ねて』が開催されました。
檜山の江差町は、2017年に北海道で初めて日本遺産に認定された町。
古くからニシン漁で栄え、屋号が掲げられた商家が建ち並ぶ街並み、美しい景観のかもめ島、民謡 江差追分など歴史的な文化にふれることができる街です。
このツアーは江差の文化や魅力を知り、檜山古事の森を歩きながら、ヒバに関わる方たちの取り組みを知ってもらう盛りだくさんな内容です。

江差に向かう途中のバスの中では、江差いにしえ資源研究会の室谷さんと江差町の観光ガイド協会に属する中村さんによる江差町のお話しと江差にまつわるクイズ大会で大盛り上がりでした。
バスの中でみなさん既に仲良くなり、一致団結していましたよ。
仲良しのみなさんが江差に到着して、まず訪れたのは「檜山古事の森」
檜山森林管轄署の方たちよりヒバの特長や、ヒバの林の現状についてお話を聞き、参加者一同は森の中へ進みます。

途中勾配のある道のりもありましたが、森の中は涼しく、空気も澄んでおり、木漏れ日がとてもきれいでした。


植樹された若木もあり、檜山のみなさんでヒバの森を育てている様子を知ることができました。

ヒバの山を散策してお腹ぺこぺこのみなさん。
昼食は、檜山の郷土食「タンテキ弁当」です。
タンテキは、檜山地方で働く山子(林業従事者)のお弁当で、白米ともち米を混ぜてつくられたおにぎりのようなもの。
食べやすいように現代風の味にアレンジされ、このツアーだけの特別仕様です。
表面に茄子みそが塗られており、通常であれば、
「オガズなんてねェョ!」(おかずなんてないよ!)とのことですが、おいしいおかずもついてボリューム満点でした。

あちらこちらから「おいしい!」との声が聞こえました。

お腹もいっぱいになり、午後からはいよいよヒバの植樹と木工体験。
その模様は明日の店舗からのお便りでお届けいたします。

無印良品 シエスタハコダテ