10月26日(土)に食育体験&木育体験バスツアー『森を楽しもう』が開催されました。
道南地方の市町村の魅力や産業、地域の木、それにかかわる人たちと交流し、実際に体験して学べるこのバスツアー。
毎年恒例となり、今年で3回目の開催となりました。
毎年、道南地域の台風による倒風木被害にあった土地に植樹をし、木の役割や加工後の使い道を林業に携わる方たちと学びながら、実際に植樹をしています。
自分たちが植えた木の成長をまた見に来たいという声も上がり、長い期間をかけて地域と地域の方たちをつなぐイベントとなっています。
3回目の今年は、道南森町に焦点を当て、森町の名産品のトマトの収穫体験や、トマトの他、森町名産のひこま豚や噴火湾で獲れるホタテを使った『森らいす』の調理、削り馬を使ったスプーンづくり、森町の『波多野エクスバレーガーデン』のドライフラワーを使ったフレームづくり、植樹体験など盛りだくさんな内容でした。
このバスツアーのレポートを4日間にわたり、お届け致します。
バスツアー当日、参加者は16組41名。
あいにくの曇天模様でしたが、みなさん元気にバスに乗り道南森町へ向かいました。
バスの中では、木の加工についての紙芝居や、木に関する素朴な質問タイムで盛り上がりました。
みなさん、とても勉強熱心で木育マイスターの解説に耳を傾けていましたよ。
森町に到着した参加者たちは、『森らいす』を食べる時に使うスプーンづくりを体験しました。
削り馬とよばれる工具を使い、生木の枝を削っていきます。

木育マイスターのアドバイスを受けながら真剣な表情で作業をしていきます。
初めてなのにみなさんとても筋がいい!

匙のパーツをつけたら、自分で削ってデザインした世界で一つだけのスプーンの完成です。
生の木を削るという滅多にできない木育体験にみなさん満足気な表情でした。

木育ワークショップを終えた参加者たちは、いよいよ森町名産のトマトの収穫体験をしに、温泉熱を利用したハウスへと向かいます。
トマトの収穫と森らいすづくりは明日のお便りでお届けいたします。
無印良品 シエスタハコダテ