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【アピタ阿久比】知多半島を旅する~知多四国霊場をめぐる~ vol. 18

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2025/06/06

こんにちは。無印良品アピタ阿久比です。
 
知多四国霊場を回って地元知多半島の魅力を再発見・再発信する旅、今回は第18回です。今回からは常滑市内の札所を順番にお参りしてきました。
 
常滑市第一弾の今回は58番と59番のお寺と、近くの番外のお寺をご紹介させていただきます。
 
一か所目は58番 金光山来応寺さんに行ってきました。
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来応寺は常滑市大谷にある曹洞宗の寺院です。1582年に創建されました。
名鉄上野間駅からバス グルーン 常滑南部・上野間線に乗り換え、大谷で降車 徒歩すぐです
 
境内のようす
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境内には「分身58番弘法大師」が祀られています。
名古屋で建材店を営んでいた寺尾勝治郎のもとに持ち込まれた泥のついた仏像を洗ってみると、来応寺の弘法大師とそっくりだったそうです。
その仏像を供養したところ商売が繁盛したことから、多くの人がご利益を受けられるよう寄進したものだそうです。

御朱印をいただきました。
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来応寺さんありがとうございました。
 
続いて二か所目は59番 万年山玉泉寺さんです。
 
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玉泉寺は常滑市大谷にある曹洞宗の寺院です。1556年に開創されました。
58番来応寺から徒歩5分ほどの場所にあります。
 
境内のようす
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山門から入ると正面に本堂が見えます
 
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ご本尊の延命地蔵尊は聖徳太子作とされており、12年に一度子年に開帳されるそうです。
ご厚意で本堂を開けていただき、写真も撮らせていただけました
 
玉泉寺では弘法大師像も本堂の中に祀られていて、本尊の左横にいらっしゃいます。
お寺の方に伺ったお話では、昔は弘法堂が境内にあり弘法大師像もそこに祀られていましたが、お堂の老朽化に伴って本堂の中に移されたそうです。
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御朱印をいただきました
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三か所目は番外の金鈴山曹源寺さんです。
 
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曹源寺は常滑市大谷にある曹洞宗の寺院です。
1500年ごろの創建という記録が残っており、明治初期まではお隣の八幡社を所管していたことから宮寺とよばれていたそうです。
 
来応寺のすぐ近くにあり、徒歩2分ほどです。
南から番号順に回っていくと常滑市で最初の札所になりますが、私たちは北から回っていったので常滑市最後の札所になりました。
 
境内のようす
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山門から入ってすぐ左手にほほえみ童子というかわいらしいお地蔵様がいました。
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ほほえみ童子の隣には金毘羅堂があります。
大漁祈願や商売繁盛の祈禱を行っているそうです。
曹源寺のほかにも常滑市のお寺には金毘羅大権現を祀っている所があります。海の近い地域ならではですね。
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曹源寺には弘法大師像が三体祀られており、そのうちの一体は「一切厄除大師」として多くの方からの崇敬を集めています。
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一切厄除大師は弘法大師が38歳のころ、宝剣を手に持ち秘力で大蛇悪鬼を退散させたときの姿を表したものだそうです。
 
本堂の隣から参拝できます。
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また、境内には祭礼の山車を入れる鞘倉という大きな蔵があります。
山車というと神社のイメージがあったので、少し意外な感じで面白いですよね。
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御朱印をいただきました。
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以上、知多四国霊場巡り第18回でした。
来応寺さん、玉泉寺さん、曹源寺さんご協力ありがとうございました。
 
次回も引き続き常滑市内の札所をご紹介させていただきます。
ぜひお楽しみにお待ちください。

 

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