こんにちは、アピタ阿久比です。
「あぐいめぐり」と題しまして、無印良品アピタ阿久比店がある阿久比町をスタッフが巡る様子を不定期で配信します。
前回の「あぐいめぐり|お酢の醸造蔵 三井酢店<前編>」では、「静置発酵法」というお酢の製法をご紹介しました。
今回の<後編>では、お酢の醸造蔵 三井酢店(みついすみせ)さんの商品とおすすめの食べ方をご紹介します。
三井酢店さんでは、「静置発酵法」という伝統的な製法で醸造された代表的なお酢に、純米酢と純粕酢があります。
純米酢は、琥珀色の透き通った色をしています。
もちろん着色料や香料など一切使用しておらず、ゆっくり醸されてできた天然の色。
原材料はお米のみ。
贅沢なお酢になっています。
香りのいい純米酢は、マリネなどにおすすめとのこと。
旬のタコとトマト、大葉でマリネにしてみました。
純米酢とオリーブオイルと塩、こしょう少々のみの味つけですが、純米酢のキリッとした香りがよく、
こくがあり、これだけで味がきまります。
さっぱりするので夏におすすめ。
酒粕を原料とする純粕酢は、赤茶色をしており、「赤酢」とも呼ばれています。
酒粕を3年熟成させてから作られるため、栄養価が高いといわれています。
江戸前寿司には、純粕酢が使われているそうです。
純粕酢は、純米酢に比べて、うま味が強く、酒粕独特の香りが特徴で酢豚やドレッシングにおすすめと教えていただきました。
私は初めて純粕酢を使いましたが、酸味がまろやかで、味に深みがでて、おいしい酢豚ができました。
私の中でかつてないほどおいしくできたため、お酢でこんなにも違うのかと実感。
酸っぱいものが苦手な子どもも酸味がまろやかなためパクパク食べていました。
三井さんは、お酢の魅力について「毎度の料理に必ず必要な調味料ではないけれど、少し入れると味に深みがでるところかな」とおっしゃっていました。
毎日は使わないけれど、お酢がなくてはお寿司は作れません。
いろいろな調味料を加えなくともばっちり味が決まり、すこし使うと味を引き締めてくれるのは三井酢店さんのお酢だからこそ味わえるところです。
なくてはならない調味料の名脇役だと感じます。
三井酢店さんでは、他にも果実の飲むお酢、ポン酢やピクルスなどお酢を使った商品が取りそろえてあります。
こちらの実店舗でもご購入いただけます。
店内には絵本やぬいぐるみなどもあり、お子様連れのお客様もゆっくりと買い物できます。
跡継ぎの4代目も控えており、この味が引き継がれていくという嬉しいお話も聞くことができました。
約半年もの時間をかけて醸されたお酢。
ぜひ阿久比町にお越しの際はお立ち寄りください。
また「あぐいめぐり」でお会いしましょう。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
無印良品 アピタ阿久比