こんにちは!
無印良品プライムツリー赤池です。
本日9月13日は中秋の名月、お月見ですね。
あいにくお空は曇りですが、雲の切れ間から満月が見えるといいなぁと思っています。
ススキを飾り、お月見団子を供えて、美しい月を眺めるのも素敵な時間ですよね。
ところで皆さん、『お月見どろぼう』をご存知ですか?
各地で行われているお月見イベントの一つで、十五夜に飾られているお供え物を、この日に限って子供たちが盗み頂くという風習です。
ここ、プライムツリー赤池のある日進市にも古くからお月見どろぼうの風習があるんです。
なんでも、古くからの言い伝えでは子ども達は月からの使者と考えられており、子ども達にお団子やお供え物を盗まれることは縁起が良く、農作物が豊作になったり、盗んだお団子を食べた子どもは長者になれるとも言われていたそうです。
夜の月明かりに照らされた子供達が、軒先や縁側にあるお供えをドキドキしながらこっそり盗む姿を想像するとなんだかほほえましいです。
現在では、玄関先や軒下の分かりやすい場所に「お月見どろぼうさん、おひとつどうぞ」など書かれたお菓子を入れた箱やカゴが置いてあり
子供たちが「お月見くださーい!」「お月見どろぼうでーす」と声をかけたりしながらお供えやお菓子をもらい、各家をまわるそうです。


子ども達は、袋をお菓子いっぱいにして持って帰ってくるそうですよ。
最近ではハロウィーンイベントも楽しむご家庭も多いかと思います。
「お月見どろぼう」はまさに日本版のハロウィーンといった感じですね。
こうしたご近所さんとの繋がりが昔からあり、毎年地域のイベントとして存在するってとても素敵なことだなと思います。
秋は空気も澄んで月も一番きれいに見える頃です。
電気もなかった頃は、この時期の月の明かりを一層明るく感じていたのでしょうね。
そして農作物の収穫も盛んになる時期でもあります。
月をありがたみ、豊作を祈願し、子供たちをいつくしむ。そんな背景から「お月見どろぼう」生まれたのかもしれませんね。
この風習が今でも残っている日進市のお月見どろぼうの様子を
また後日こちらでお送りしたいと思います。
電気や街灯が普及した今、普段の生活で月を見上げるという機会も少なくなっているのではないでしょうか?
ゆったりとした時間の中で、お月さまを見上げてその明るさと自然の偉大さを感じてみたいものです。
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