こんにちは、無印良品イオンモール名古屋茶屋です。
今回は『素材の味を引き立たせる鉄フライパン』についてお話ししていきます。
あなたは、鉄フライパンを使った事がありますか?
「なんだか重そうだし使いにくそう」
「手入れが面倒くさそう……」
「焦げつかないか心配だなあ……」
「やっぱりテフロンのフライパンが1番でしょ!」
こんな風に思っている人って多いのではないのでしょうか。
そこで今回は、『鉄フライパンの魅力』と、『どうやって使い始めればいいのか』『手入れの方法』について、詳しく紹介していこうと思います!
①鉄フライパンの魅力とは
鉄フライパンと言うと、まずイメージするのが「なんか面倒くさそう……」だと思います。
僕も、初めは「テフロンのフライパンの方が使いやすいし、鉄フライパンなんて手入れが面倒な物をわざわざ使う必要なんて無い」なんて思っていました。
しかし、鉄フライパンは使い続ける事で、『錆び』や『こべりつき』の発生がおさえられ、長年使える道具に育ってくれます。
実際、僕は7年前に買った鉄フライパンを今でも使っており、丁寧に使うことで焦げつくことがない優秀なフライパンに育てる事ができました。
そう、鉄フライパンは、『育てるフライパン』なのです!
さらに、鉄フライパンは熱伝導性が良く、高い温度で調理ができる為、炒め物やソテーなどの料理に使えば、抜群に美味しく仕上げることができます!
「んー、……熱伝導性が高いとなんで美味しくなるの?」と疑問に思ったあなた。
なぜ、熱伝導性が高いと美味しくなるのか気になりますよね?
それは、『熱伝導率が高い=火力をそのまま食材に届ける事が出来るから』です。
例えば、レストランやビストロに行った際、料理が美味しく感じますよね?
その理由は『火力が強く、高温で調理が出来るから』です。
もちろん美味しさの秘訣は、食材・下処理・仕込み・味付け・雰囲気・接客などの要因もありますが、食材に高温でサッと火を入れることができるから、旨みを逃がさず美味しく調理する事が出来るんですね!
鉄フライパンは熱伝導性が高く、コンロの火の火力をそのまま食材に届ける事が出来るので、レストランの料理の様に旨みを逃がすことなく調理することが可能なのです。
つまり、鉄フライパンを使えば、『美味しい料理が作れる』ということです!
②どうやって使い始めればいいの?
さて、鉄フライパンの魅力が分かったところで、どうやって使い始めればいいのかをお話していきます。
鉄フライパンにはテフロン加工のような焦げつきを防ぐ加工がされていません。
その為、『油ならし』をして焦げつきにくくしていきます。
■油ならしの方法
1、十分に熱したフライパンに油、約200mlを入れます。


2、弱火~中火で煙がでるまで加熱します。

3、火を止めて油を取り出します。

4、キッチンペーパーなどで余分な油を取り除きます。この時キッチンペーパーが黒くなりますが、鉄フライパンの鉄分がついているだけなので、安心してください。

5、油ならし完成!

■油ならしで焦げつきにくくなる理由
鉄フライパンの表面には、微小な穴がいくつも空いています。
油ならしをすることによってその微小な穴に油が入り込み、フライパンの表面に『薄い油の膜』ができます。
この『薄い油の膜』のおかげで、焦げつきにくくなるのです!
③手入れの方法
最後に、料理をしたあとのお手入れ方法をお話ししていきます。
料理をしたあとは、少量の水で汚れを洗い流し、キッチンペーパーなどでサッと拭くだけで大丈夫です。
焦げついた場合は、空焚きしてからキッチンペーパーなどで拭けば、ほとんど綺麗にとれます。
よっぽど焦げがひどい場合は、水ですすぎながらタワシでこすってとりましょう。
洗剤を使ってしまうと、せっかく作った油の膜が消えてしまうので、なるべく使わない方法をおすすめします。
洗った後は水気を切るためにもう一度火にかけ、乾いたらもう一度油を薄く塗ればOK!
いかがでしたでしょうか。
鉄フライパンの良さや、実際に使っているイメージが分かったところで、無印良品の鉄フライパンのラインナップを紹介します!
無印良品では、大小2種類の大きさの鉄フライパンを用意しています。

■鉄フライパン 約直径22cm 税込4900円
■鉄フライパン 約直径26cm 税込5900円
コンロでしか使えないと思いきや、IH、オーブンにも対応しているのもいいところですね。
是非、店頭で鉄フライパンを握ってみてはいかがでしょうか。

では、また次の投稿でお会いしましょう。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
無印良品 イオンモール名古屋茶屋