グランフロント大阪

【グランフロント大阪】淡く、どこか懐かしい味 田中秀介|OSAKA ARTSCAPES 2025

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イベント・地域情報/イベント

2025/06/26

こんにちは。

みなさんは、日々の暮らしの中で、ふと心を動かされる瞬間に出会うことはありますか。

現在、無印良品 グランフロント大阪を拠点に「食」をテーマとしたアートイベント、『OSAKA ARTSCAPES 2025』を開催しています。
このおたよりでは『OSAKA ARTSCAPES 2025』に参加しているアーティスト一人一人にフォーカスしながら、展示作品とともにご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、主に油彩を用いて深みのある作品を生み出す、田中秀介さんです。

”冷蔵庫から今晩の飯を作るため色々と取り出し、それを適当に布巾の上に置く。さて、やるかと食材に目をむける。茄子の艶に驚き手が止まる。大根も固く凛として、三つ葉も麗しく張りがある。一品となる前の最後のあり様をよく見届けてから、調理に取り掛かる。”
 
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◼️事前船

【Q&A】
幼少期の食の記憶や、食にまつわるエピソードを教えてください。
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私は和歌山県の山あいで育ちました。家の正面はミカン山であり、山からボロボロと転がってくるはっさくを拾っては食べていました。小学校の下校途中、道端に成る烏瓜を齧ってはその不味さに驚いたり、頭上に成るヤマモモに石を投げて採ってその美味しさにときめいたりしていました。あの時の実は薄味だったけれど、あの時の味は濃く記憶に残っています。

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田中秀介
1986年和歌山県に生まれ、2009年に大阪芸術大学美術学科を卒業。現在は大阪を拠点に制作活動を続ける。
VOCA展2023出展、令和5年度咲くやこの花賞を受賞。
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 公式ウェブサイトはこちら

是非一度店頭でご覧ください。
みなさんのご来店をお待ちしています。
 
ビジュ
【Life in Art OSAKA ARTSCAPES 2025 〜日常芸術のそうぞう〜】

日常芸術をテーマにアート(=文化)を広げるプロジェクト「Life in Art」。
2024年秋に開催された『TOKYO ARTSCAPES』に続き、今回は無印良品 グランフロント大阪を拠点に「食」をテーマとしたアートイベント、『OSAKA ARTSCAPES 2025』を開催します。

今回は、作品の展示をはじめ、トークイベントにマルシェ、大阪の街を巡り文化を探るリサーチなど、食からアートを考え、またアートから暮らしを考える多様なコンテンツを展開します。「食」は、現代の豊かさの指標のひとつとされ、ダイニングテーブルを囲むにぎやかな風景を想像してみると、身近なところにもアートはたくさん潜んでいます。日常の中における芸術の価値を再考し、良品計画の志す「感じ良い暮らしと社会」を、より実体的・身近なものとさせることを目的とします。
 
会期:2025年5月30日(金)-6月29日(日)
会場:無印良品グランフロント大阪、他

■Life in Art公式ウェブサイト:
https://www.idee-lifeinart.com/exhibition/oas2025/index.html

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