こんにちは。
無印良品イオンモール太田では、近隣の館林市の紹介をしています。
ある日、館林市内で「沖縄ぜんざい」の文字を発見しました!
今日は、こちらの『ゆくる』さんの紹介です。
ゆくるさんは、こちらの看板の通り、沖縄ぜんざいとかき氷のお店です。
夏場は沖縄ぜんざいを筆頭に、バラエティ豊かなかき氷が楽しめます。
涼しい季節にはかき氷の種類が減り、沖縄そばなどの沖縄の郷土料理を提供しています。
店主の渡辺さんは7年半ほど沖縄で暮らしていたそうです。
私たちの感覚では沖縄といえば観光地、ですが、渡辺さんはほとんど観光はせず、本当に普通に働き暮らす7年半を送ったそうです。
群馬に帰ってきてから、沖縄の味が恋しくなることが増えた渡辺さん。
自分で作ってみようか、というタイミングで、現在の店舗である「丸徳鮨」さんの2階を「何かに使わないか」と提案されたそう。
ご自身で飲食店を切り盛りするのは初めてだったそうですが、ご主人のサポートもあり、2020年にゆくるは開店しました。
ところで、沖縄ぜんざいって実際どんなものかご存じでしょうか。
私たちの想像するぜんざいとは少し違うようです。
店内のテーブルに、渡辺さん手書きの説明がありました。
ゆくるの沖縄ぜんざいは渡辺さんが沖縄で暮らしていた頃の経験を活かし、ご自身で試行錯誤して作り上げた味だそうです。
まろやかな甘さのシロップがかかった氷の下に、お手製のもちっとした白玉と、ふっくらとした金時豆がたっぷり!
(写真はミニサイズの沖縄ぜんざいですが、それでもお豆がたくさん入っていました!)
沖縄ぜんざいはゆくるさんの看板メニューなので、季節問わず食べられます。
冬場、暖房の効いた部屋で食べる沖縄ぜんざい…、贅沢ですね。
今は季節柄、沖縄そばとタコライスも提供なさっているとのことで、それも娘と半分ずついただきました。
沖縄そばの麺は沖縄から仕入れているそうです。
実は、沖縄で作った麺でないと「沖縄そば」と言って販売してはいけないのだそう!
沖縄そばには欠かせない「ソーキ」も渡辺さんが煮込んでいます。とっても柔らかくてびっくりしました。
こちらがタコライス。このたっぷりレタスの下に、スパイスの効いたひき肉とごはんが隠れています。
上にかけるトマトソースは辛みあり・なしが選べます。
実は、ゆくるはすべて渡辺さん一人で切り盛りしていらっしゃいます。しかも、渡辺さんはまだ小さなお子様がいるお母さん。
どうしても営業が不定期になってしまったり、もっとこんなことをしてみたい、ということがあっても、今は諦めなくてはならない一面も。
それでも、続けていきたい、沖縄の味を知ってもらいたい、という気持ちで、今日も渡辺さんはお店に立ちます。
お店に来てくれるお客様からの励ましが渡辺さんの一番の原動力なんだそうです。
沖縄のこと、お店のことを楽しそうにお話してくれる渡辺さんの笑顔がとても素敵でした!
ゆくる インスタグラムは
こちら
広報たてばやし、次回もお楽しみに。
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