こんにちは。
無印良品 イオンモール太田では、近隣の館林市の紹介をしています。
館林駅東口を左手に出ると、すぐに見えるグレーのビジネスホテル。
以前のホテルが撤退したあと、あっという間にきれいに生まれ変わって「TATEBATASHI HILLS HOTEL(館林ヒルズホテル)」としてオープンしました。
外装もさながら、ネットで見る限り内装もスタイリッシュ。
どこの企業が入ったのかな、そんな風に思っていたのですが…。
今日は、館林駅から徒歩1分、「館林ヒルズホテル」の紹介です。
宿泊するわけではないのに、ホテルに足を踏み入れるのはなんだかわくわくします。
中に入ると目に入ってきたのは様々な館林紬。
#6で紹介した山岸織物さんの館林紬も!
その他にも館林紬の小物なども販売しています。
さらに、フロントの横には館林ヒルズホテルを中心とした、館林市内のおすすめのお店マップ!
館林の情報発信に力を入れていることがすぐに伝わってきます。
「お客様に書いてもらおうと思って、手作りしたんです。結構充実してきました。」
笑顔でお話してくださったのは、館林ヒルズホテルの安楽岡さん。
手作り…?そう。なんと、マップだけでなく、この館林ヒルズホテル全体が手作りなんです。
安楽岡さんとご主人が、この場所を館林のシンボルとなるような温かい場所にしたい、と考え、他社チェーンなどは入れずに自分たちの手で開業、運営しています。
驚いたのが、お二人ともホテル経営どころかホテル勤務の経験すらなかったそう。
知り合いを頼りにホテルについて最低限のことを学び、様々なことに目途がついたのが2019年末。
館林市内のたくさんの人たちの協力と努力の末、館林ヒルズホテルは2020年に開業。
開業してからいただく意見や営業してみて分かったことなどを取り入れつつ、今も進化し続けているホテルです。
お部屋を見せてもらいました。
こだわりは無垢材の家具の数々。シンプルな中に木の温もりが感じられます。
安楽岡さんさんが「こんな感じにしたい」というのを絵で描いて、それを館林の建築士の方が製図し、館林出身の家具職人さんに依頼したそうです。
(ちなみに、MUJI HOTELも参考にして下さったそうです!)
お部屋ごとに使用する木を変えて、木の色味に合わせて部屋のコーディネートが違うのも見どころ。(宿泊回数が増えると気付きますね!)
そして、部屋を彩る館林紬のアートパネルも部屋それぞれ。こちらも手作りなんだそうです。
無垢材のオイル仕上げの作業や、部屋の電気の取り付けや配線など、安楽岡さん自身も多くの作業に関わっているそうです。
安楽岡さん曰く、「偶然知り合った」館林のみなさんの手で作り上げたホテル…本当に、館林愛が至る所から伝わってくる気がします。
安楽岡さんはこのホテルを市街から来る人たちの為だけでなく、市内の人たちの場所にもしたいと考えている最中です。
実はホテルの屋上がまだ手つかずなんだそうです。
「屋上から館林市内が見渡せるんです。館林は高い場所があまりないので、自分たちの住んでいる街を上から見る機会ってなかなか無いと思うんです。」
「だから、いずれホテルの屋上を整備し、ホテルに宿泊する以外の理由で気軽に人が集まれる場所を作りたいんです。」と、安楽岡さん。
とっても楽しみですね!屋上からの館林の風景をおたよりで紹介出来る日が待ち遠しいです。
TATEBAYASHI HILLS HOTEL 公式HPは
こちら
さて、表に出るとホテルの隣に「館林パブリックハウス」という、レトロな建物があります。
実は、安楽岡さんはこちらの運営にも携わっていらっしゃいます。
次回はこちらを紹介します。
広報たてばやし、次回もお楽しみに!
無印良品 イオンモール太田