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【仙台ロフト】MUJIBOOKS|今月のずっといい言葉

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MUJI BOOKS

2026/01/26

『鏡の国のアリス』
 発行:新潮文庫 作者:ルイス・キャロル 訳:矢川澄子 絵:金子國義

児童文学として多くの人に読まれた作品、『不思議の国のアリス』の続編としてルイス・キャロルが書き上げ、1871年に刊行された作品。少女アリスがふたたび異世界に迷い込み、鏡の国の不思議な住人達に出会う物語。読み進めるにつれて、だんだんと癖になる変てこでユニークな会話劇の中から、アリスのひとりごとをご紹介いたします。


『「でも、いいや、もう自分の名前、わかったもの」とアリス、「すこしは気がすむわ。アリスだ、アリスー二度とわすれるもんか。さて、と、こんどはこの道しるべのどっちに行けばいいのかな?』
(本文62ページより引用)


名無しの森に足を踏み入れたアリスは、強気な態度と裏腹に、たちまちのうちに自分の名前を忘れてしまいます。その森で、同じく自分の名前を忘れた小シカと出会います。子シカといっしょに森を抜け出し、けろりとした様子でさきのように独り言つアリス。おそろしい体験を経ても、へこたれた様子はいっさい見えません。アリスの芯の強さが見える、印象的なセリフとなっています。

本作でも『不思議の国のアリス』とはまた異なった、一癖も二癖もある住民たちが登場します。
彼らを前に、物怖じせず堂々とした様子のアリスに、これまでのイメージとは異なった、新たな彼女の面が見れるかもしれません。

21世紀になっても色褪せない奇想天外で愉快なこの物語は、今なお、新たな読者との出会いを待っています。
あたらしい本との出会いとして、うってつけの一冊です。ぜひ、お手に取ってご覧くださいませ。

 仙台ロフト MUJIBOOKS担当
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