皆さんこんにちは、
今回は南町2丁目の商店会館で開催された
第1回水戸まちなかデザイン会議の様子をご紹介します。
●水戸まちなかデザイン会議とは●
衰退著しい水戸まちなかの再生を目指し「居心地の良く歩きたくなるまちなか」を
キーワードにこれからの水戸まちなかのあり方や、
そこでのライフスタイルについて官民連携の取り組みとして議論し実践する場です。
初回にもかかわらず、参加者は会場に37名、オンラインで16名と、50人を越えました。
市内に居住する方や通勤通学している方、
さらには水戸市などの行政の方やUターンで東京から水戸に戻ってきた方など、
様々な参加者が集まっていました。
ビジョンのコンセプトは「挑戦心を育む、コンパクトなまちなか暮らしを取り戻す」。
現在、車社会化や郊外化などによって空洞化が深刻であり、
歩行者量は最盛期の3分の1までに減少し、かつての賑わいを失っています。
また、通過交通が多く、駐車場も虫食いに分散しており不便な状態です。
空き店舗や空き地も目立っているのが現状です。
そこで公共交通+徒歩を中心とした「ウォーカブルな街」、
便利で快適な仕組みづくりや、住み・働き・学び・遊べる街を実現し、
歩きやすく賑わいのある街にすることを目指していくそうです。
ビジョン素案の概要は水戸まちなかデザイン会議
公式HPからご覧いただけます。
ビジョン実現の準備段階として、
まずは歩行者量が特に少ない南町二丁目の大通り・裏通りを対象に
実証実験を行い、ニーズや効果の調査を予定しています。
実証実験では「今まちなかにある屋外空間を少し整えて使ってみる」ということで、
まちなかの屋外空間活用や自動車の進入抑制などの実施によって
どんな変化があるのかを検証するとのこと。
ビジョンの説明の後には、会場全体でのフリーディスカッションが行われました。
参加者からは
①「広い駐車場の空間がもったいないと感じていた。土日に駐車場を借りて、
子どもがいる共働き世帯向けにキッチンカーの出店や子供を連れて
食事ができる場をつくると良いのでは。」
②「この取り組みを成功させるにはまちなかに住んでいる人達が自分ゴトとして応援し、
支持されることが必要だと思う。」
などの意見がありました。
当日の様子はYouTube「水戸まちなかチャンネル」にて公開されていますので、
雰囲気が知りたいという方はぜひ確認してみてください。
皆さんもデザイン会議に参加して、
一緒に水戸のまちなかを盛り上げていきませんか。
最後までお読みいただきありがとうございます。
無印良品水戸エクセル