こんにちは、Cafe&Meal MUJI 上野マルイです
いよいよ陽射しに真夏の本気を感じる今日この頃、
いかがお過ごしでしょうか。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は当店の看板デザートのひとつ、本和香糖のプリンについてです。
幾度かこちらでも紹介してきたので、
いつも読んで下さっている方にはきっともうお馴染みかと思います。
今回は厨房スタッフより、
製作サイドからプリンについてお話してみようかと思います。
スイーツづくりはとても繊細な作業です。
特にこのプリンは、
他のデザートに比べて仕上がりに差が出やすいのです。
失敗、と言うほどのことではないのですが、
見た目、そして質感が微妙に変わってきます。
微妙な温度の差や焼き時間によって違いが出てしまうため、
オーブンのメンテナンスをしただけで火が入りすぎてしまう、なんてこともありました。
丁寧に漉したアパレイユを、低い温度でそうっと焼く…
そんなイメージでオーブンへ入れる時には細心の注意が必要です。
もちろん、いつも以上に素晴らしいプリンが完成することもあります。
カラメル色の頂上の縁がくっきりとしていて、
「す」(※空気の入った穴)が全くない、
全体がつっるつるの質感のプリンが
個人的に目指している美麗プリンです。
そのために工夫を凝らしてはみるのですが、
毎回は同じように仕上がらないのです…!むずかしい…
充分に冷やして型から抜いたものが、“くっきりつるつる”プリンだった時には、
作った自分はもちろん心で小躍りですが、
スタッフ内でも「今日のプリンはきれい!」
とひとしきり話題に上がります。
そしてそんなプリンがショーケースに並んでいると
なんとなく売れ行きもよいような?気もします。
このように、見た目にも美味しいデザートを
皆さまへ常にお届けできるように日々、私たちは励んでおります。
もしもショーケースでくっきりつるつるなプリンを見かけた際は
お試しいただけたら嬉しいです。
Cafe&Meal MUJI 上野マルイ