お米つくりも終盤を迎え、寺家ふるさと村(以下、寺家)も秋めいて来ました。9月は雨が多く、湿度も高く日照時間も例年に比べて少なかったですが、稲は元気に育ってます。黄金色に実った稲穂が頭を下げています。刈り取りを終え、はぜかけする田んぼもあります。夏に勢いよく流れていた水路も止まり、その近くに彼岸花が顔をだしています。
田んぼ周辺の色づく寺家を紹介します。小道を歩いていると金木犀(きんもくせい)の香りにふと足を止めたり、柿の実に空を仰ぎ見たり、珍しい植物(ギンリョウソウモドキ)を観察している写真愛好家の方が枯葉の上にはいつくばって撮影していて教えて頂きました。寺家の里山はいろいろな発見があります。
私共の田んぼは、強風で倒れた稲を起こして回りの稲と束ねる作業、稲縛りをしました。これで11月初めの稲刈りに向けての準備ができました。ぬかるんだ田んぼでの作業は見た目より重労働でした!
稲穂についた麹(こうじ)菌の胞子のかたまり稲霊(いなだま)を取る作業を行いました。稲霊が見られると豊作と言われています。麹菌はしょうゆ、酢、酒など日本の発酵食品に欠かせないものでもありますが、今回は胞子を散らさないように慎重に穂のところを取り除きました。
深まる秋を探しに寺家にお越しください。
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