新百合丘オーパ

【新百合丘オーパ】お米つくり 田起し/ クロ切り

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2021/03/03

前回(2月7日)の作業の続きで、鍬(くわ)で田んぼを掘り返す作業を行いました。固まっている土を耕す“田起こし”は、美味しいお米を作るために必要な作業の一つです。土壌に空気を取り込むことで土質が中和され、均等化されます。
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鍬で土を起こすと、表面に茶色の土とグレーの土とが出てきます。空気に触れるグレーの土がだんだん茶色に変わって行くそうです。田起こしは、田んぼに水を引き込むまで、もう1回行います。
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田んぼの名称で、水を入れ苗を植える内側を代「シロ」、その外側の畦(あぜ)を「クロ」と呼びます。ものごとをはっきりすることの喩えのようですね。本日は、クロ切りという、畦の側面をスコップや鍬で切りそろえる作業を行いました。
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クロを切った畔の断面は、モグラの穴やミミズの巣を見つけることが出来ます。土を肥沃にしてくれる一方で、モグラの穴は、田に水を張ったときに水漏れの原因になります。防水(クロに土を塗る)作業については、あらためてご紹介します。
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本日の作業は藁を一面に撒いて終わりです。昨年の米つくりから出た副産物を土に混ぜ込んでいきます。有機物が分解され養分作り出してくれます。資源を循環させ、無駄なく使います。
写真撮影:2021年2月27(土)
 
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