錦糸町パルコ

【錦糸町パルコ】甘夏書店|つながる市

キービジュアル画像:甘夏書店|つながる市

イベント・地域情報/イベント

2019/10/08

無印良品 錦糸町パルコでは、10月11日(金)から14(月・祝)までの4日間、店内に特設スペースを設け、墨田区にゆかりのあるクリエイターの方々に、商品を販売して頂いたり、ワークショップをしていただいたりするイベント、「つながる市」を開催します。


このお便りでは、本番に向けて参加して頂く出展者様を紹介していきます。


今回ご紹介するのは、『甘夏書店』さんです!


取材させていただいたのは店主の大山さん。
5年前(2014年)より墨田区向島の一軒家 カフェikkAにて本と雑貨を販売。
時間がゆっくりと流れる素敵な空間の店内にて店主の大山さんにお話を伺いました。

ー このお店を始めるきっかけは何だったのでしょうか。

子供の頃から本が好きで、社会人になってもそのまま本に携わる仕事に従事してました。
この仕事のきっかけは、当時、個人で箱の中に古本を入れ販売する市がありまして、
「不忍ブックストリートの一箱古本市」がその先駆けですが私も個人で参加し本を販売したのがきっかけです。
街の中で対面販売する面白さに惹かれ、販売を通じて本好きの方との多くの出会いがありました。
墨田区の商店街から本のイベントを開催しないかとお誘いを受け、主催メンバーとして活動している中で、更に墨田区向島界隈のお店やアトリエ、集う人々等街の魅力に惹かれるようになって今に至ります

ー 古本の題材やブックカバーを拝見すると甘夏さんの品揃えには何か特徴があるようですが。

古本からちょっとした雑貨小物まで、甘酸っぱいものからほろ苦いものまで(子供心があるすべての人にとって)読まれて面白いと感じていただけるものを集め揃えています。
勿論、その時その時の旬のものも取り入れ紹介してますよ。
また、墨田区出身や在住したことのある作家の本、墨田界隈を舞台にした小説やエッセイ等も置くようにしています。
ゆかりの作家としては森鴎外、堀辰雄、永井荷風、幸田露伴、幸田文ら文豪は皆さんよくご存知ですが私の好きなアートディレクター、絵本作家の(故)堀内誠一さんも墨田区向島生まれです。何冊か置いています。
何か縁 所縁を感じますね。

ー 甘夏書店さんだけに甘夏な品揃えなのですねー、かわいいネコなどの動物の手ぬぐいやパターンペーパーなども多く品揃えされてますね。

私は実は犬派なのですが、ネコは安らぎますし、かわいいですよね。人気もありますから......
知人が自身で飼われている猫ちゃんをモチーフにした手ぬぐいもあり、とても猫らしさが表現されていてお勧めです。

(写真はパターンペーパーです)

ー ご自身と墨田とのつながりについてはいかがですか。

お店を始めるきっかけも縁がありましたが、ものづくりの層が厚いこの街にいて、取り扱う雑貨は、墨田区在住在勤や、他地域にいても墨田を愛するクリエイターのものがほとんどです。
特に手ぬぐいは、祭りの盛んな墨田区では相性がよく、普段からハンカチがわりに、プレゼントに、お土産にと身近にご利用いただいてます。
紙と布と媒体は違っても、伝えたいものを表現するという意味は共通すると思ってます。
今年で4年になりますが「本と手ぬぐい」という展示を毎夏開催しています。
このお店ではこのように視点が面白い小部数発行の本や独創的な手ぬぐい等雑貨を品揃えしています。
この機会にお店にも足を運んでいただけたら嬉しいです。

ー 有難うございました。

今回つながる市では、手ぬぐいを中心に紹介させていただきます。
甘夏書店、大山さんが揃えた素敵な商品ぜひこの機会にご覧ください。

 

 

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