今朝はどんなふうに目が覚めましたか?
カーテンを開けると良い天気だったから、うーんと伸びをしたり。良い夢をまだ見ていたくてあと5分、と粘ったり。昨日の疲れが取れずに、ぎりぎりの時間まで寝ていたり。窓の向こうではいろんな朝が、くらしている人の数だけありますね。
京都山科の2階では、ふかふかの布団をたぐり寄せてそのままねむってしまいたくなるようなベッドルームの空間を展示しています。
京都山科は、展示している商品の種類が全国の無印良品の中でもとても多いんです。カタログではなく手で触って、くらしに溶け込む想像ができますよ。
「私たちは一日のうち、たくさんの時間を眠りに費やしています。たとえば8時間眠る人は一日のうち1/3もの時間、ベッドですごしてるんですよね。だからこそ、寝室づくりは大切にしてほしいんです」
そんな想いを込めてこの空間をコーディネートしたのは、京都山科のインテリアアドバイザーの通称“しろちゃん”こと白水さん(写真右)です。
今日はしろちゃんに、寝室のコツを教えてもらいました。
#ベッドはできるだけゆったりと
「はじめて自分のベッドを買ったとき、すっごいわくわくしたなー」と、懐かしそうに目を細めるしろちゃん。その気持ちわかります。だからこそ、どれを買おうかすごく悩むんですよね。
「ゆったり気持ちよく眠るために、サイズえらびもポイントなんです。2人で寝るためのベッドを、ダブル・クィーン・シングル2台の中から選ぶとき、お部屋に置けるのであれば、シングル2台がベストです。1人用ならセミダブルにすると、とっても贅沢で毎日ホテルみたいにのびのび眠れますよ」
「ベッドが合わないと寝返りが多くなって眠りが浅くなるから、寝心地ももちろん大切。店頭で寝ころんで確かめてみてくださいね。あと、季節にあわせてシーツや布団を衣替えするのも忘れずに」
#清潔で心地よい寝具をえらぶ
「家具を買い替えるよりもシーツなどの寝具を替えるほうが、部屋の印象は大きく変わるんです。クッションの色を変えるだけでも雰囲気が違ってきますよ」
「素材えらびも重要です。今の季節のおすすめは、リヨセル麻。天然素材の中で最も冷感性が高いと言われている麻に、吸湿性、放湿性に優れたリヨセルを組み合わせた生地です。ぜひ店頭でさわってみてください」
触れると、たしかにひんやり、さらっとしています。このシーツにお風呂上がりのからだを包んだら、気持ち良いだろうな。
麻は乾きやすいという性質もあるので、洗濯しやすいのもこれからの季節にはうれしいですね。
#照明は部屋の雰囲気をつくる
「夜は夜らしくすごすこと。寝る2時間くらい前から部屋の照明を落とすと、眠りにつきやすくなります。スマホを見てると身体が“まだ昼かな?”って勘違いして目が冴えてしまいます。アロマディフューザーの灯りだけですごすのもおすすめです」
やさしいひかりですね。微かに聞こえる蒸気の音も、眠りを誘ってくれそうです。
「私はいつも180分で消えるようにタイマーを設定しています。勝手に消えてくれるから、べんり。好きな香りに癒されながら眠りにつくのが、一日の終わりの幸せです」
眠りは夜の時間だけでなくその日一日のすごし方によって質が変わります。ほどよく疲れてぐっすり眠れた次の日は、また気持ち良い朝が来ます。よく眠ることは、よく生きることにつながるんですね。
からだと心をやさしく包んでくれるベッドで目を覚まして、また一日がはじまることをうれしく思います。あしたの朝ごはんにはなにを食べようかな。待ち遠しい朝があること、とてもしあわせなことなのかもしれません。
毎日、ぐっすり眠れますように。皆さんの眠りがすこしでも心地良くなるように、お手伝いできれば幸いです。
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無印良品 京都山科