無印良品 京都山科のキッチンカウンターでは、旬の食材を使った料理の試食を提供していました。
現在は安心安全のため、キッチンカウンターの営業を休止しています。休止中も、おたより「いっしょにつくろう」で、野菜ソムリエの先生がつくった新レシピや、お客さまから人気だった過去のレシピを配信しています。レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
今回は民野先生と野菜で楽しむ夏の行事食をつくります。
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アボカドとたこのレモンしょうゆ
「7月2日は半夏生。たこを食べる習慣がありますよね」
半夏生は夏至から数えて11日目から七夕までの5日間のことを言います。たこを食べる理由には、たこの吸盤のように農作物がしっかりと根付き、豊作祈願の意味があると言われています。
「たことまったりと脂質のあるアボカドがよく合うんです。アボカドの変色を防ぐために、レモン汁は先にかけておくのがポイントですよ」
「たこ、セロリ、アボカドの食感違いが楽しい。わさびベースのドレッシングとの相性はやっぱり言うことなしですね」
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れんこんの蒲焼
「土用の丑の日を意識して、れんこんで鰻のもどき料理をつくってみました」
もどき料理とは精進料理などに出される料理のひとつで、豆腐などを用いて魚や肉などに見た目や味を似せてつくる料理のことを言います。日本で昔からつくられてきた料理なんですね。れんこんが鰻に……?どんな風に出来上がるんでしょう。
「この季節のれんこんは水気が多いので、レシピより分量を少し多めに、小麦粉を片栗粉に替えてつくるのをおすすめします」
かたくてシャキシャキのれんこんがすりおろすと軽くてふんわり。水気をとりスプーン一杯ほどを海苔の上に伸ばします。仕上げは魚に見立てて、包丁の背などで真ん中に筋を入れましょう。
「焼くと海苔が縮むので、少し内側に伸ばすといいですよ」
両面を焼き、たれを絡めたら、今回はごはんにのせて蒲焼丼にしました。山椒を振って、みつばをのせて……あれ?なんだか魚に見えてきたような。
「もちっとした食感とれんこんの甘み、甘辛いたれでごはんが進みます。海苔の香りが良いアクセント」
「れんこんの繊維がまるで魚の小骨みたい。れんこんって言われないとわからないかも」
■ねぎ昆布の冷やしトマト(レシピは近日公開です)
暑い日が続くときは冷やしトマトで涼をとりましょう。火を使わないのでさっと1品プラスできますよ。
使用するのは京都府産『中井さんのトマト』。青果売場で販売している数あるトマトの中でも人気なものなんですよ。
「ジューシーで香りが良く、酸味もあるバランスの良いトマトですね。ごま油と塩昆布でよりうま味を感じます」
いつもは定番野菜や時短料理に頼りがちでも、ときには季節や生活催事をきっかけにほんの少し手をかけた料理をつくりませんか。つくってみたその先に新しい発見が見つかるかもしれませんよ。
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