おたより「いっしょにつくろう」では、野菜ソムリエの先生考案の旬食材を使った料理の、レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
小川先生が「
冬瓜もち」を紹介してくれます。今日は冬瓜をすりおろすというので、キッチンスタッフも興味津々。
低カロリーでさっぱりした味わいが特長の冬瓜は、煮物やあんかけなどで親しみのある野菜ですよね。
皮をむくと、きれいな翡翠色の果肉があらわに。とっても新鮮でみずみずしいのが見てわかります。
「すりおろした冬瓜の水分はしっかり絞るというより、ざるで簡単に切る程度で大丈夫ですよ」
冬瓜の個体差もありますが、片栗粉を混ぜるので多少ゆるくても安心してくださいね。
両面焼いても薄く翡翠色が残っていて、なんだか和菓子のように見えてきました。すぐに火が通るので、たれを加えて絡めれば完成です。
安倍川餅のようなおやつを想像していましたが、食べるとごはんもいけちゃうくらい立派な甘辛おかず!もちっと、だけどちゃんと冬瓜の繊維を感じます。すりおろした直後は青い香りが強く少しだけ心配でしたが、焼くと遠くに飛んでいった青さと海苔の香りが調和していいバランスです。
手に取りやすい価格で家庭の味方ですが、マンネリしやすい野菜でもある冬瓜。余らせてしまったときは、ひと味違う冬瓜もちをつくってみてくださいね。
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