こんにちは、大宮マルイです。
埼玉県にはたくさんの特産品があります。皆さまがよく耳にする農作物というと、くわいやネギ、トマト、梨、さつまいもでしょうか?
大宮マルイでは埼玉県の特産品を生産している現場に行って取材をすることで、今まで気づかなかった埼玉県の魅力を発信していきます。
身近にあって知っている方も、初めて知る方も、改めて埼玉県って魅力がたくさんあるな・・・と感じてもらえたら嬉しいです。
今回は埼玉県の児玉郡で「バナナ」を栽培している「カネザワフルーツリゾート」に行ってきました。
埼玉県と群馬県の県境で神流川の清流と無農薬で丹精込めてバナナを育てています。
埼玉県にバナナ農園があるのを今まで知らなかったので、農園の写真を見た時に「埼玉県でどうやって栽培するのだろう?!」と驚きました。
カネザワフルーツリゾートの温室の中でバナナが育っています。
初めて本物のバナナ農園を見ました。
バナナ自体はスーパーでよく見かけますし、よく食べているのですが、国産のバナナは食べたことも見たことも一度もありませんでした。
実はこのバナナの木は「木」ではなく「草」だと知っていますか?
私も今回見学するまで知らなかったのですが、この「木」のように見えるものはやわらかい葉が重なりあっている「多年生の草」です。
木のようにみえる部分は仮茎や偽茎と呼ばれています。
カネザワフルーツリゾートのバナナは幻のバナナと言われるグロスミッチェル種です。
無農薬で栽培していますので皮も安全に食べることができます。
収穫後に追熟して良いタイミングでお客様へお届けしているそうです。
カネザワフルーツリゾートでは「まずは国産のバナナから」という想いでバナナを栽培しています。
バナナは日本国内で消費する、ほとんどを輸入に頼っています。
輸入の際に発生するフードマイレージを考えると、国産のバナナが増えると環境に負担がすくないのではないでしょうか。
自然農法で栽培から収穫、追熟まで一本一本丁寧に育て皮までまるごと食べることができます。
海外産のバナナは輸入される際に燻蒸されるので皮を食べることはできませんが、皮の部分に栄養素が豊富に見られるそうです。
普段何気なく食べているバナナも栽培方法や環境についてじっくり考えてみると、とても興味深いと思いました。
これからもカネザワフルーツリゾートのバナナや地域への取り組みを紹介していきます。
埼玉県産バナナを食べてみませんか。
大宮マルイ