こんにちは。FoundMUJI青山です。
企画展「常滑」では、FoundMUJIオリジナルで常滑の「土」にフォーカスした器を制作しました。
田んぼの土から生まれた「田土の器」と、
山の土から生まれた「山土の器」です。
常滑で採れる土でも、地層によって全く異なる特徴を持ち、陶工たちは古くからそれらを活かしたやきものをつくってきました。
“まるで全粒粉のような器“と例えるように、混ぜ物なし、土と水だけ。
焼締めによって作られる器は、それぞれの土の特色を生かした風合いと手触りを持いっています。
今回は実際に「田土の器」を使って盛り付けた食卓の写真と合わせて、使い心地についてレポートしたいと思います。
焼き方の違いで、朱色・黒色の2色になる田土の器。
どちらも洗練された雰囲気を持っていて、お料理を盛り付けるとお皿が引き立て役になりメリハリのある豪華な食卓が演出できます。
△ゴーヤーと鶏ささみ・エリンギ・ごぼうの豆乳クリームパスタ
直径25㎝の深皿はとても使いやすいサイズです。
おかずの盛り付けはもちろん、厚みが約2.8㎝深さ約2㎝あるので、パスタやカレーなどワンプレートのご飯にも最適です。
〇深皿 直径25㎝
黒 消費税込3,490円
朱 消費財込2,990円
黒色は少し紫がかった墨色が料理の背景となり、食材の色を引き立てます。
和食との相性がとてもよく、また洋食もグリル料理やクリームソースなどの色が引き締まって見えて食欲をそそります。
朱色はちょっとエスニックな雰囲気があり、テラコッタカラーの反対色である青菜などの緑が良く生えます。
パクチーなどを使った料理や、サフランライスなど強い色彩の器にあえて鮮やかな食材を盛り付けて華やかな食卓を演出してみてはいかがでしょうか。
△ぶりのおさしみ
直径22㎝の皿はフラットなフォルムが魅力です。
いつものメニューもちょっと上品な雰囲気に盛り付けできます。
一品料理やおつまみなどを演出的に盛り付けても素敵です。
〇皿 直径22㎝
黒 消費税込2,490円
朱 消費財込1,990円
△もやしと青ネギのナムル
△枝豆ごはんのキーマカレー温泉卵のせ
〇深皿 直径25㎝
黒 消費税込3,490円
朱 消費財込2,990円
△ロールケーキとシュークリーム
直径15㎝の皿は、取り皿やデザート用にちょうど良いサイズです。
焼締めの器に焼き菓子という組み合わせもとても粋だと思います。
黒色は和菓子や抹茶のお菓子ともよく合います。
朱色は、カステラやスポンジケーキ、スイートポテトなど焼目のついたお菓子との相性がよく、ほくほくした美味しさをより際立たせてくれます。
〇皿 直径15㎝
黒 消費税込1,490円
朱 消費財込1,290円
※直径15㎝の深皿もお作りしております。
商品の種類など詳しくはこちらをご覧くださいませ。
→【常滑 田土の器】
■洗い方と目止めについて
焼締めの器はどのように日常使いしてよいのか迷うことも多い食器です。。
今回、まずはなにもせず使って、普段通り食器洗いスポンジと洗剤で洗ってみました。
パスタやカレーに使用する際は、一度水にさっと通して油がこびりつかないようにして使い、漬け置きはせず、すぐに洗えない時は表面の汚れを水で流しておくようにして、繰り返し使用しました。
※大皿は目どめせず使用経年変化しました。小皿は目どめ後のもの。
写真は目どめした小皿と、目どめせず使用した大皿です。
米のとぎ汁で20~30分ほど煮て、粗熱を取りのぞき一晩乾かしました。
使用していた時と同様に朱色にはあまり色や質感の変化は見られず、黒色の方少し色が濃くなった部分がありました。
焼締めの器はどうしても水分を吸収しやすい素材です。
しかしその分、釉薬のかかった食器とは違うマットな質感が魅力です。
気になる方は目どめをしていただくか、さっと水に通してからお使い頂くのをおすすめします。
それでもソースや油分がしみてしまう事はありますが、
使用していく中での経年変化も楽しみながら、器を育てていっていただけたらと思います。
商品の種類など詳しくはこちらをご覧くださいませ。
→【常滑 田土の器】
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