こんにちは。
本日は、タイトルにある通り「East Asia」の商品紹介です。
East Asiaとは東アジアの地域のことで、この企画では「韓国」、「中国」、「台湾」の商品をたくさん取り上げていきます。
日本とは違う文化から生まれた商品は、昔からの伝統が根付いた名品ばかり。日本で使う時にはどんな使い方があるでしょうか。
今回は第4回。今回は韓国にスポットを当てて「安東布(アンドンポ)の巾着袋」を紹介します。

安東布の巾着袋 約幅10.5×奥行10cm
安東布(アンドンポ)なんて聞きなれない言葉ですが、韓国の安東の里で作られた布を使って作られたものを安東布と呼びます。
素材は麻。
乾燥させた麻を水にじっくりと浸けて、柔らかくしてから皮を剥いていきます。それを薄く削り、1本1本の細い繊維に裂いていき、細い繊維に撚り(より)をかけて糸状にしたものを巾着の形に織ると安東布の完成です。
全部が人の手で、織る工程も足で動かす織り機を使ってゆっくり作るので、非常に手間がかかっているのが特徴です。
只、それだけにシンプルなのに細部までとても綺麗に作られているのがよく分かります。

韓国では韓服(ハンボク)と呼ばれる民族衣装、女性用のチマチョゴリなどが有名ですが、その飾りやポケット代わりにこの巾着袋が使われています。また、中に香草を入れて香り袋の役割を持ったりもしています。
日本で使うのならば、可愛い印鑑ケースなどでしょうか。


ちなみに私のおすすめの使い方は、無印良品で今大人気の「肩の負担を軽くする 撥水リュックサック」のサイドファスナーに付ける使い方。
ポプリなんかを入れて、歩くだけでもとても雰囲気があって良さそうです。
※香りが移りやすいため「毎日中身の香りを変えて楽しむ」といったことができないので、使用の際はご注意ください。
「最高級の麻布」と呼ばれることもある安東布で出来た巾着袋。
ぜひ、普段の生活の飾りとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
さて、今回は韓国の伝統のある巾着袋を紹介しました。
今回紹介した商品も在庫が無くなり次第、完売となりますので予めご了承ください。
今後もFound MUJIの商品の紹介や、オススメポイントを紹介していきます。
どうぞ、お楽しみに。
Found MUJI 青山
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