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【青山】【活版印刷ノート】ドイツ・バウハウスとものづくり その1

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スタッフのおすすめ

2019/06/14

こんにちは。

いよいよ本日から始まりました無印良品週間。

MUJI Passportやネットストアの会員登録、LINEをお持ちの方は店内商品が10%OFFとお得にお買い物が出来る期間となっております。
Found MUJI青山の魅力的な商品たちももちろん対象ですので、ぜひこの機会に青山へお越し下さい。


さて、本日からスタートしますドイツの手仕事から生まれた商品を紹介するこちらの連載。

ドイツは1919年、ワイマールに「バウハウス」が開校したことでも有名です。100年経った今年、メディアでも取り上げられることも多く、よく耳にするバウハウス。今一度それに触れて、美しいデザインの商品も見ていきましょう。

バウハウスは「造形的作業は最終目標を建築する」という考えのもとにスタートし、デザイン・工芸・美術・芸術や演劇など様々な要素を結びつけ、世界に多大な影響を与えることになるデザイナーを数多く輩出しました。

1933年には学校が閉鎖されましたが、その後もその哲学を受け継ぐ人々によって、20世紀の生活様式に影響を与えています。

この連載では、そんなバウハウスとゆかりのある商品が数多く登場します。そういった背景を知った上で、手に取る商品はより魅力的に映ると思いますので、ぜひご覧ください。

 


活版印刷ノート 1919/活版の道具/アルファベット


活版印刷。どんなものかご存知でしょうか。(一般的に)鉛で出来た文字や絵の形をしたものを繋ぎ合わせ、塗料を塗って押し込んで刷る印刷する方法で、日本でも30年ほど前までは新聞を活版印刷で作っていたそうです。

ドイツは近代活版印刷が発展した土地として有名で、ミュンヘンで活版印刷工房を営むクリスタさんは、両親の印刷所で経験を積み、西ドイツで初めての組版マイスタリン(男性であればマイスター)となりました。

現在も変わらずミュンヘンの工房で活版印刷を営んでおり、作品を発表する他にも、活版印刷を広める為の活動も行っているそうです。

今回ご用意したこの3種類のノートはそんな活版印刷をこれからも伝えていく為に、クリスタさんにFound MUJIへオリジナルのノートを作っていただきました。

 


1つ目は、ドイツのバウハウスが開校した1919年にちなんだノート。

フォントや文字の大きさも調度良い大きさになるよう、作られています。インパクトもあるので非常に人気の柄になっています。

 


2つ目は、活版印刷に使う道具が描かれたノート。カバーや印刷の色味も相まってとても落ち着いた雰囲気に見えます。

裏表紙には「Fliegenkopf muenchen」の文字が。これはクリスタさんの営む工房の名前で、工芸品店としてのお店にもなっています。

 


最後はアルファベット。フォントがひとつひとつ違いますが、綺麗なバランスに仕上がっています。

全てしっかりと活版印刷で作られているので、文字の部分には印刷時の凹みがあり、綺麗な印刷がされているのがよく分かります。

 


中身は、無地のページが続いているので文字だけでなく、絵などを自由に記すことができそうです。

活版印刷の印字の良さをしっかりと感じることが出来るこちらのノート。
活版印刷の背景を知った上で使うも良し。ギフトとしてプレゼントするも良し。

文字を扱う仕事をしている人も、そうでない人もきっと喜ばれるプレゼントになると思います。


無印良品メンバー様は6月25日(火)まで、こちらの商品も10%OFFでご購入頂けます。
ぜひ、店頭で触って活版印刷の良さを感じて下さい。

Found MUJI 青山

<世界のかご2> 開催中

 


「世界のかご2」では、樹木、潅木、草などの多様な素材を使い、欧州各地で作られているかごを取り上げます。

開催期間:
2019年4月26日(金)~7月19日(金)

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