MUJIcom ホテルメトロポリタン鎌倉

【MUJIcom ホテルメトロポリタン鎌倉】木の温もりから感じる鎌倉の歴史

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2020/09/18

こんにちは。

カラリとした秋の風が吹き出し、散策も気持ち良い季節となってきました。
鎌倉の街を歩けば、浴衣を着た方や着物を着た方によく出会います。

鎌倉ならではの光景ですね。

さて本日は鎌倉に伝わる伝統工芸品をご紹介致します。

 
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皆さん鎌倉彫ご存じでしょうか。


鎌倉の地で生まれた鎌倉彫。
鎌倉彫の歴史は古く鎌倉時代までさかのぼり、800年の時を超えて受け継がれていると言われています。
中国から禅宗と共に伝来した堆朱(ついしゅ)、堆黒(ついこく)などの影響を受け、工夫を凝らしながら木彫り漆塗りの技法で仏具を作ったのが鎌倉彫の始まりとされています。

室町時代には茶道具として大いに重宝され、制作に携わっていたのは仏師でした。
ところが明治新政府が打ち出した神仏分離令は、寺院の衰退と共に仏師の仕事が激減。
多くの仏師が転職を余儀なくされ、その中で新しい活路を鎌倉彫に見出します。
仏像彫刻の技術を生かしながら、今日の発展の基礎を築いてきたようです。




 
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鎌倉彫のお店 「寸松堂」さんは由比ガ浜通り六地蔵近くにあります。
外観も店内も歴史ある造りに思わず溜め息が漏れます。




 
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小上がり畳奥の部屋は昔職人さんが作業した部屋なのだそうです。



鎌倉彫といえば、お盆やお皿などを想像していたのですが作品を見せて頂くと、ステッキやイヤリングなど本当に沢山の種類の鎌倉彫があり驚きました。



 
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荷車や薔薇のブローチも素敵でした。
帯留めにも出来るそうです。
着付け教室に通い出し今年のお正月は着物でお詣りを目標としていたので、こんな帯留めを付けて鎌倉を歩けたら素敵だな、と思いました。



皆さまも鎌倉の歴史をご覧に、是非一度お立ち寄り下さい。



金曜日のおたより    ササ