こんにちは、デリエ イデーです。
私たちのお店は東京駅から歩いてすぐの新丸ビルの中にあるのですが、みなさんは東京駅近辺を散歩したことはありますか?目的地として降りるだけではなく、ちょっとまわりを歩いてみるのもおすすめです。なにせここには何度足を運んでも飽きないおもしろさがあるのです。『ちょっとよりみち丸の内』ではシリーズとして丸の内周辺にある目的地へ行くついでによりみちしたくなる場所をご紹介していきます。
これまでのよりみちは以下のリンクから読めます。
第1話 ●
第2話 ●
第3話 ●
【冬の間だけ観られるきらめき】
今回は丸の内仲通りイルミネーションをご紹介します。東京駅から歩いてすぐなので、丸の内へよく来る方はすでにもう知っているかもしれません。これは今年の11月7日(木)から来年2月16日(日)にかけての期間中、どことなくヨーロッパの街並みを想わせる仲通りに植えられている220本以上の街路樹が金色の輝きを放つ一大イベント。とても特別な時期です。
このイルミネーションは毎年開催されているので、丸の内ではもはや冬の風物詩なんですよ。仲通りにならぶショップやビルの窓にはシャンパンゴールドの灯りが反射しますし、葉の一枚一枚も金色に輝き、行き交う人々はみな一様に目と心を奪われて頭上を見上げては笑顔になるのです。
見上げていると遠くからただ眺めるだけでは気がつかなかったことに気付けます。たとえば丸い形をした葉もあれば三角形のような葉もあったり、色づいているものもあればまだ青いままの葉もあったり、ひとつとして同じものはありません。その特別な一枚一枚を灯りが照らす景色はとてもロマンチックです。
仲通りにはベンチもあるので、ぜひ腰掛けてぐぅっと背伸びをして、見上げてみるのはいかがでしょう。ぽかんと夜空を眺めていると不思議と頭がからっぽになって体が軽くなりますよ。それに、タイミングがよければイルミネーションに輝く木のもっと上で光る月を見つけることもできます。日々忙しさに追われているときこそ、こうしてぼんやり見上げるのがいちばんの贅沢だったりしますね。
イルミネーションが輝く夜の仲通りは他の季節とはまた違った華やかさを放っています。17時半から23時まで点灯しているので、お買い物帰りでもお仕事終わりでも大丈夫。寒さがだんだん身に染み入る季節だからこそ灯りに心温まるこのイルミネーション。通る人が思わず笑顔になるようなこの場所へ、ぜひ立ち寄ってみませんか?
次回は丸の内エリアのクリスマスツリーを探し歩きます。いよいよ一年でいちばん夜が輝く季節が巡ってきました。
デリエ イデー