こんにちは。無印良品いわて生協盛岡向中野です。
こちら地域情報のおたよりでは
「ヒト」「モノ」「マチ」の3つのつながりをテーマに様々な地域の情報を発信しています。
今回は「ヒト」がテーマです。
4/26(土)・4/27(日)に開催の『季節祭・春』にてワークショップの講師をしてくださる心和温さんにお話を伺いました。
心和温さん/岩手の和紙バイヤー
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━━━━ 自己紹介をお願いします。
陸前高田市生まれ盛岡育ち。
小さいころかは人と違ったものに興味があって「面白いね」と、よく言われていました。
小物を作るのが好きで、学生時代通学用のサブバッグを作ったりしていました。
結婚してからは子供たちの服や小物を作って楽しんでいました。
━━━━ 現在の主な活動場所や、活動内容を教えてください
2020年春、コロナ禍をきっかけに自宅にて作品作りを開始。
イベントを中心とした対面販売、今後はネットショップでの販売も計画中。
━━━━ 活動のきっかけを教えてください
夫の大学時代からの友人の実家が東山和紙を代々作っている家でした。
ときどき会う飲み友達で結婚 してからも実家に帰った時に会ってお互いの近況を話していました。
夫の転勤で東日本各地をまわる中で、帰省をするたびに改めて岩手の自然やのどかさにホッとして、や っぱり岩手はいいなぁ、住むなら岩手だなぁとしみじみ思うのでした。
2003年
24年ぶりに岩手に戻ってきてから職人となった友人の手伝いをしたことがきっかけで、和紙作りの工程や苦労を実感してもっとたくさんの人に知ってもらわなければと、
主人がいわてヒューマンギャラリーに紹介して販売展示をしてもらえるようになりました。
私もお手伝いの他に何かできることはないかずっと考えていました。
義妹がヒューマンギャラリーに勤め始めて半年後、コロナが流行し観光業が大打撃を受けました。
東山和紙のことを気にかけていた義妹の職場もしばらくの間休業することになり2人で友人のお店を訪ねると、すっかりやる気を失っていました。
その姿を見て、和紙で作品を作ってたくさんの人に知ってもらおうという使命感にかられたのでした。
そして、繰り返し洗って使える和紙マスクが誕生しました。
━━━━ これからの心和温さんの夢について教えてください
東山和紙をきっかけに知った成島和紙や閉伊川紙も原料栽培から手漉きまでの一貫生産。
大量生産できない貴重な手漉き和紙を、全国へそして世界へ広めていきたいと思っています。
━━━━ 地域の皆さんに伝えたいことはありますか?
手漉き和紙は職人が一枚一枚丁寧に漉き上げます。
和紙には人を癒し豊かな気持ちにさせてくれる力があ ります。
温かみのある自然素材の和紙を暮らしに取り入れてもらいたいと願い活動しています。
心和温を見かけたらお気軽にお声がけくださいね。
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心和温 / 岩手県 盛岡市
Instagram
@cocorowaon
HPは
こちら
和紙についての歴史や想いがつまったHPです。ぜひ、ご覧下さい。
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心和温さんは主にお二人で活動されております。
和紙職人さんの高齢化などで存続の危機に直面しているということで何か次世代へつなげることはできないか?と、和紙の魅力を伝える活動をされています。
和紙と言えば昔のお家には当たり前の様に障子があり、日常に溶け込んでいた印象です。
現代では、自ら取り入れていかないと触れ合う機会が減っているのが現状です。
心和温さんの作品はアクセサリーやマスクなど日常使えるものばかりです。
当店のフレグランスオイル売り場に心和温さんの作品を置かせていただいております。
和紙で作ったお花のアロマディフューザーです
ラタンスティックから和紙のお花にオイルが浸透し、柔らかな香りが広がります。
ぜひ、実物をご覧下さい。
心和温さんをお迎えして行われるワークショップは4/26(土)・4/27(日)にいわて生協盛岡向中野店内にて開催されます。
開催日時 : 4/26(土)・4/27(日)
10:00 ~ 16:00
開催場所 : 無印良品いわて生協盛岡向中野店内
詳細は
こちら
ご予約は
こちら
お席に空きがございましたら当日参加も可能です。
その他、ご予約なしでも楽しめるフリー体験もございますのでお気軽にご参加ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
いわて生協盛岡向中野ではこれからも岩手・盛岡の風景、伝統や文化、これまで出会ってきた地域のみなさんの活動などのご紹介をしてまいります。
ぜひフォローをお願いいたします。