こんにちは。
前回に引き続き、20代にして農業をされている瀬谷区の峰農園様のインタビューをお届けします。
若い方が農業を職にし奮闘している姿を通して、横浜の1次産業を身近に感じていただけたら嬉しいです。ぜひ最後までお読みください!
引き続きインタビューに答えてくださったのは峰農園のこちらのお三方。
峰尾様
播様
皆川様
3人は瀬谷中学校の同級生。それを聞いただけでも胸が熱くなります。本当に素敵な仲間ですね。
それではインタビュー後編です!
●3名は瀬谷区内中学校の同級生とのこと。瀬谷の魅力を教えてください。
峰尾様
「瀬谷は横浜市のなかでも自然が豊かなところですね。
横浜、ときいて一番に思い浮かべるみなとみらいなどとのギャップが大きくて、ほんとにここ横浜なの?って言われるとむしろ僕はうれしいです。そして何より瀬谷は人のつながりが温かいところです。飲食店ひとつとっても横のつながりが強く、自分たちで瀬谷を盛り上げるぞ、という気持ちがすごくあるというか。すごくあたたかいコミュニティです。」
播様
「瀬谷の人間は瀬谷への愛の熱量が大きいと思います。横浜のはずれというか、この地域一帯の一体感といったらいいんでしょうか。瀬谷への愛が強いと感じますね。」
皆川様
「横浜のチベットと言われる瀬谷なんですが…笑。魅力はやっぱりこの自然ですね。あと峰尾も言っていたんですが人同士のつながりが強いことが魅力だと思います。」
●いま、農業、自然へのつながり、触れ合いを求める一般市民が多いと聞きます。それについてどう思われますか?
峰尾様
「貸農園をいくつかリサーチしてもほぼ満員になっているんですよね。コロナ禍もあって、自然とのふれあいを求める人たちが多いんだろうなと思うし、アクティビティとしての農業に当初すごく魅力感じました。
でも自分が農業をやってみて農業をもっともっと知ってほしい、持続可能なものにしたいと考えたとき、貸農園を広げていっても持続が可能かと考えると、そう思わなかったんです。だからまずは純粋に生産者としてはじめています。
これからもっと農業そのものの魅力、職種としての魅力を伝えていきたいんですよね。若くてもできるぞって。SNSをつかったり。農家をしってもらうその入り口としての収穫体験、農業体験はいずれやってみたいと思っています。」
播様
「自分の周囲にも一緒に畑作業をやってみたい、という人が多いですね。でもなかなか始め方がわからないとか、その場が足りていないのだろうと思います。ニーズがあるのは確かなので、いつか形にできたらいいなと思います。」
皆川様
「農業へ関心を持ってくれる人が多いのは純粋にうれしく思います。横浜市や各区でも農産物直売とかイベント企画が盛んで、そういったところは農家として心強く思います。」
●今後の展望は?
峰尾様
「仲間を大切にしたいです。人の輪で峰農園を大きくしていきたいです。人を巻き込んで…
農業+アルファ、たとえばアパレルとかです。
自分たちの農業をきっかけに、集まった人たちの踏み台にしてもらえたらと思っています。なにかしたい、という人に峰農園をつかってもらいたいなと。
農業の面でいうと、有機の魅力を伝えていきたいです。高価な食材ではなくって、当たり前に有機野菜が手に届くことが目標です。」
播様
「自分を応援してくれる人たちのために一人前の農家になりたいですね。
そして自分の育った瀬谷の土地で農家をしているからこそ、地元に貢献したいです。
あと、個人で有名になりたいです!笑」
皆川様
「農業を始めてみて、若い人がゼロから何かをすることは勇気のいることだと実感しました。
そういう人の背中を押したいし、そのためにもSNSなどいろいろ使って発信していきたいと思っています。そして自分を応援してくれた人たちに恩返したいし、瀬谷を盛り上げたいです。
神奈川の有機野菜は峰農園となるよう有名になりたいと思っています。」
いかがでしたか?
若者がこうして新しいことに挑戦するって、本当にすごいエネルギーだなと感じますよね。
人との縁、地域との縁をなにより大切にする峰農園に今後もご注目ください。
峰農園
HPアドレス
https://minefarm831.official.ec
峰農園の土づくりのこだわり(HPより引用)
化学物質を一切使用せず、米ぬか、発酵鶏糞、コーヒー豆かすやお茶殻などの有機質肥料のみを使用しています。雑草処理はすべて手作業で行い除草剤なども使用していません。害虫への早期対処と益虫との共存を行い、自然と調和した土づくりをしています。
店頭では峰農園様のリーフレットを設置しておりますのでぜひ青果売り場にお立ち寄りください。
皆様のご来店をお待ちしております。