イオンモール堺北花田

【堺北花田】食べるとはどういうことか|私とこの本

【堺北花田】食べるとはどういうことか|私とこの本

MUJI BOOKS

2020/02/07

 こんにちは、BOOKS1号です。
今週、読んでおすすめする本は『食べるとはどういうことか』です。

「今までに食べた中で一番おいしかったものは?」
著者とこどもたちが意見を交えた対談方式の本です。


『食べるとはどういうことか』
出版社: 農山漁村文化協会
著: 藤原 辰史
【堺北花田】食べるとはどういうことか|私とこの本

 生きることは食べることですよね。
食べたら元気も出るし、この若ごぼうって、こんなにおいしいんだねって会話すると笑顔にもなれます。
料理をするときだって、「おいしいって言ってくれるかな?」と、食べる姿を想像しながら大切な人につくると楽しいですよね。
手間暇かけてつくった食材を、手間暇かけて料理する。食べるのは一瞬。でも、そのおいしい笑顔を見るのは、とても幸せなことです。

 人間にとっては、食べ物にまつわる思い出は、そのときに誰と一緒にいたかとか、付随する“何か”とともに記憶されていることがあります。
例えば、"おばあちゃん"のきゅうりの古漬けとか。
つわりのときに密入りのりんごだけは喉を通ったので、夫の祖母が箱で送ってくれたこと。でも、お腹の子には会えず残念だったなぁとか。

「食べるという行為は、人間のからだだけじゃなく、心みたいなところに、ちゃんと密接にかかわっていて、すごい面白いなということ」
この本の一文です。
食べるって当たり前のようで当たり前じゃない。食べるとは、命を紡ぐことだと「この本」が教えてくれます。ぜひお手にとって読んでみてください。

「私とこの本」で紹介の本は、今日のずっといい言葉の黒板の下にあります。

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無印良品 イオンモール堺北花田  2020.02.07
 

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