こんにちは。MUJIBOOKS担当です。
今日は「本のなかの無印良品」をご紹介します。
本のなか?
はい。「無印良品」が登場する本のことです。MUJIBOOKS担当の私は「無印良品」の文字を見つけるたびに「どこの無印良品のお店かしら」「イオンモール堺北花田かしら」「商品はどれかしら」なんて、あれこれ考えてついつい嬉しくなってしまいます。
当店にもいくつか本があるのでご紹介しますね。
■蹴りたい背中■
河出文庫/綿矢りさ/消費税込495円
この本には無印良品の店舗が登場します。たぶん、あの店舗だっただろう……というお店はもうないんですよね。
「ぼく、ここの店舗で働いていたんですよ」「著者にも会ってるかもしれない、いや会ってるな」と最大級の得意顔で当店のTさんが教えてくれました。「すごい」と一瞬思いましたが、いや、Tさんがすごいんじゃない、瞬時に我に返りました。しかも、この本読んでいないのバレバレです。でも、登場人物の“にな川”を私の頭の中でイメージしやすかったのは言うまでもありません。
当店で待ち合わせするなら、「今日のずっといい言葉」の黒板のあるOpenMUJIはいかがでしょうか。いすもあって、本もたくさんあるので、私もたまに娘と待ち合わせするんですよ。
■小さいコトが気になります■
筑摩書房/益田ミリ/消費税込1,430円
著者は無印良品のスタッフだったことがあるのだとか。発声練習の“ウィスキー”はマスクに覆われてしまってますが、健在です。本に登場する商品の羅列もノートにポリプロピレンの収納ケース、パルプボードのボックス、スリッパ……。さすが、元スタッフさんです。
著者は軽い運動がわりに商品を一つひとつ眺めながらウォーキングするのだそう。当店はとても広いので、ウォーキングがわりにもどうぞ。欲しかった商品が見つかるかもしれませんね。
■図書室■
新潮社/岸政彦/消費税込1,760円
“図書室”の主人公は「無印のシングルベッド」を使っているようです。また“給水塔”では当店のあるイオンモール堺北花田も少し登場するんですよ。
無印良品のベッドにはパイン材ベッドや脚付マットレスもあります。主人公のベッドはどのベッドだったんでしょう。また寝具は・・・。「無印の」の言葉だけなのに想像は膨らみます。
本は自分の頭の中で登場人物を自由にイメージしますよね。ときには声も聞こえたり、情景にも色をつけてみたり。本の世界では十人十色の登場人物が存在します。それが本のおもしろいところです。
■手紙のある暮らし■左
マイナビ/一田憲子/消費税込1,628円
「
手紙のある暮らし|スタッフが選ぶ無印良品」で以前に配信した本です。この本には、無印良品のレターセットが紹介されています。コットンペーパーのシンプルなレターセットで大切な人に手紙を書いてみませんか。いつもは照れくさいことも手紙ならさらっと思いが届けられるかもしれません。
■こころに残る 家族の旅■右
京阪神エルマガジン/小川奈緒/消費税込1,760円
家族旅行って荷物が多くなりがちですよね。この本では、旅の達人たちの旅支度が紹介されていて、家族旅行の必需品として無印良品の仕分けケースが紹介されています。参考にしたいちょっとした心がけやヒント、アイデアが盛り込まれた一冊です。
みなさんも、本のなかの無印良品を見つけたら教えてくださいね。
少しの言葉でモノ本来のすがたを伝えてきた無印良品は、生まれたときから「素」となる言葉を大切にしてきました。本は「素の言葉」の宝庫です。イオンモール堺北花田MUJIBOOKSでは、長く読み継がれてきた本をあつめて、これからも本のあるくらしを提案します。
無印良品 イオンモール堺北花田 2020.06.30