みんなみの里

 【みんなみの里】暮らしの本質のはなし | MUJIBOOKS「里山良本」

わたしの台所

MUJI BOOKS

2022/09/09

 こんにちは。みんなみの里のBOOKS担当です。ここ里山の直売所では待ちに待った新米が出そろいました。今年も艶やかでふっくら、もっちりのごはんがいただけます。まずは炊きたてを一汁一菜で一膳。至福のひとときです。

 さて、本日のご紹介本は、明治生まれの俳優・沢村貞子さんが、仕事をしながらも家事をおろそかにしない日々を綴った、やさしさと礼節にあふれたエッセイです。

 沢村さんは毎日の暮らしを心豊かにしたいと願い、質素で昔ながらの生活の知恵をたいせつにし、一日一日を丁寧に過ごされています。古き良き時代の暮らしぶりやこざっぱりとした筆者の考え方がとても興味深いです。

 
わたしの台所

 新しい物が溢れて慌ただしくなり、古くからあるものが追いやられることへの寂しさが伺えます。そんな中、日々の炊事や着物の手入れなど、生活に直結するしごとの丁寧さが際立っています。これは自分の躾なのかなと思いました。

 いろいろと便利になった現代の恩恵を受けつつも、昔ながらの良い部分は残し、過剰に飾り立てず、身の丈にあった自然な暮らしをしていきたいなと思いました。さらに忙しい時代、やさしさと礼節を忘れずにいたいです。

 著書名:わたしの台所
 著者 : 沢村 貞子
 定価 : 640円+税
 発行所 : 光文社

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わたしの台所

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