皆さんには、忘れられない小さな家族はいますか。
今回ご紹介するのは、今は亡き家族、てつぞうという名の猫への思いがあふれる絵本です。
てつぞうは体重が重く、著者以外には可愛げのない態度をとる。
夜はバスマットの上で寝る、春は舞い散る桜の花びらを追いかける…など、てつぞうの姿が垣間見えます。
そんなある日、大きかったてつぞうが小さくなって動かなくなった…。
その後、著者の家には新しい家族がやって来ました。天国のてつぞうへ語りかけるようにその家族の名前を教えてあげています。
じつは我が家にも猫がいますが、忘れられない猫が一匹います。
以前の里山において、犬は番犬として、猫はネズミ取りなど、それぞれ役割があって、家族という概念はありませんでした。
ところが、その一匹だけは家族として迎えられた初めての猫でした。
ちょっとお高くとまり、人間のことばを理解していました。
亡くなったときは家族みんなが悲しんだ大切な猫でした。
この本を読みながらその猫のことを思い出して、思わず涙が出てしまいました。
恥ずかしながら、今も鼻をすすりながら手を進めています。
以前からご紹介したいと思っていた一冊。
ぜひご覧下さいませ。
みんなみの里には家族の犬とおこしになる方も多くおられます。
そんなワンちゃん達専用の道「DOG WALK」はいかがですか。
(2025,12,02撮影)
今なら舞い散ったイチョウの黄色い絨毯が皆さんをお待ちしています。
この絨毯を歩けるのも今のうちですよ。
作品名:てつぞうはね
著者:ミロコマチコ
発行所:ブロンズ新社
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