直江津

【直江津】世界の人とやさしい日本語で話そう|イベントレポート 

笑顔の外国のみなさん

イベント・地域情報/イベント

2024/03/13

こんにちは、無印良品 直江津 です。

2024年3月3日(日)に無印良品 直江津のOpen MUJIにて、上越国際交流協会(JOIN)さんによる「やさしい日本語講座」が開催されました。

今回のテーマは、~「あっ地震!」そのときあなたは⁇~でした。

災害が起きた時や避難先では誰もが不安や戸惑いを持つことが多いと思います。
そんな時、外国の方も日本の方もお互いに助け合う必要がありますね。

やさしい日本語でコミュニケーションをとり、協力して生き延びるヒントを身に付けよう、と皆さんイベントに集まりました。


はじめは、外国の方グループと日本の方グループに分かれました。

外国の方へは地震が起きた時に緊急速報やニュースなどで流れる用語の説明がありました。

海外の方が話を聞いている風景。


日本の方には、災害時に使う単語を「やさしい日本語」に言い換えてみよう、という内容を取り組みました。

「やさしい日本語」とは、いったいどんなものでしょうか。
例えば、「不通」という言葉は、「道が通れません」や「電車が通っていません」に言い換えることができます。

また、「雨が降らないことはない」のような「ない」が二つ出てくるような言葉は外国の方にとって、難しく感じるそうです。
「やさしい日本語」を使うと「雨が降るかもしれないね」と言い換えることができます。
とても分かりやすくなりました。

講師の方は「目の前の相手に合わせて自分の日本語を調節する、そして一番大事な情報を伝えましょう。」と話されていました。
みんなが理解しやすい言葉がやさしい日本語かもしれません。

「やさしい日本語」への言い換えはどうだったか、日本の方に聞いてみました。

感想を話す、日本の方。

「何気なく使っている言葉をやさしい日本語にかみ砕くのは難しいと分かりました。日本語をお互いに分かりやすい言葉にして使うのは大事なことだと改めて感じました。」と答えてくれました。

日本語が母国語であるものの、みなさん日本語の難しさを改めて実感されたようでした。

次は全員が合流し、翻訳アプリやジェスチャー、やさしい日本語を使って交流しました。

交流をする海外の方と日本の方。


外国の方の「海沿いはいつも危険ですか。」という質問に日本の方が翻訳アプリを使ったりジェスチャーも交えながら返答していました。

交流をしてどうだったか外国の方に感想を聞いてみました。

交流してくれた海外の方。

「1月に地震が起こった時、緊急のアラームが鳴ったが、何をどうしていいか・今後どうなるのか分からなかったし不安だった。地震への備えや地震の時にどんな行動をとればよいか知りたくて参加した。親切に教えてもらえてありがたい。」と答えてくれました。

他の参加者からは「ハザードマップの見方が分かってよかった。」「今日学んだことを友達にも伝えたい。」「翻訳アプリを使う時も本当に伝えたいことを翻訳するのが大事だと分かった。」という感想が出ました。

感想を発表し合う参加者の方々。


最後に、講師の方から「やさしい日本語やジェスチャー、イラストや翻訳アプリなどの色々な方法を使えば、分かり合うことができると思う。お互いに思いやりを持つことが何より大切だと思う。」と全員にお話されました。

目の前にいる相手が日本の方でも外国の方であっても、分かり合いたいという気持ちを一番大切にしてコミュニケーションをとっていきたいですね。

今後も異文化交流の機会がありましたら、みなさんぜひご参加ください。

無印良品 直江津
 

-----

無印良品 直江津 インスタグラムURL :
https://instagram.com/muji_naoetsu

インスタグラム、フォローお願いします。