東京有明

【東京有明】ヨーロッパ茅葺き報告会|トークイベントのご案内

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イベント・地域情報/イベント

2022/09/29

北ヨーロッパ諸国では、ここ20年あまりで様々な新築の茅葺きが建て続けられていることはご存知でしょうか。
日本の茅葺き状況から見ると大変驚くことと思いますが、オランダは茅葺き先進国と言われるほど、茅葺きの建築が盛んなのだそうです。
 
2019年、無印良品鴨川トラストの活動拠点である「古民家ゆうぎつか」が大型台風15号に被災し、茅葺屋根にかけてあるトタンがすべて吹き飛んでしまいました。
その屋根の再生のために、毎年茅葺き合宿が行われています。
 
今回のトークイベントは、その合宿でつながったご縁で、神戸を中心に活躍する茅葺職人である相良育弥さんのほか、平尾しえなさん、田揚裕子さんの3人にヨーロッパの茅葺き事例の報告と意見交換会を行います。
日本の茅葺きはこれからどこに向かうのが幸せなのか、皆さんと考えてみたいと思います。
 
 
日時 10/7(金) 18:00〜20:00
会場 無印良品 東京有明 陽の家ウッドデッキ
参加費 無料
 
 
講師紹介

 
講師写真


▼登壇者プロフィール
 

——— 相良育弥(さがらいくや) 1980年生まれ 株式会社くさかんむり代表 茅葺き職人 兵庫県神戸市北区淡河町を拠点に、空と大地、都市と農村、日本と海外、昔と今、百姓と職人のあいだを、草であそびながら、茅葺きを今にフィットさせる活動を展開中。 平成27年度神戸市文化奨励賞 第10回 地域再生大賞 優秀賞 ジャパンアウトドアリーダーズアワード2020 優秀賞
 

——— 田揚裕子(たあげゆうこ) 2009年 工学院大学工学部建築学科卒業 2011年 同大学院修士課程修了 ふるさと建築代表 (専攻:日本建築史・茅葺建築) 大学院在学中にひょんなことから茅葺建築に魅了され、日本の茅葺建築を1つでも多く残すために、さまざまな研究や取組を行ってきた。 2012年11月よりデザイン・法律・教育等、茅葺き建築の最先端を行くオランダに拠点を移し、ヨーロッパの茅葺に対しての研究を行なっている。 オランダの最先端の茅葺きの事例を日本に紹介し、日本の新しい茅葺き建築の実現へのアドバイスや、オランダの現代工法の紹介、道工具の輸出など、近年の日本の茅葺きのムーブメントに寄与している。
 

 ——— 平尾しえな(ひらおしえな) 1992年 埼玉県生まれ 2017年 東京工業大学工学部建築学科 卒業 2018-19年 スウェーデン王立工科大学KTH 留学 2021年 東京工業大学環境社会理工学院建築学系修了 現在、同大学院博士後期課程および一般社団法人小さな地球に在籍し、「移住者ヴァナキュラー建築」についての調査と千葉県鴨川市釜沼集落における稲作・山林整備・古民家リノベーションなどを行う。
 

――――― 林 良樹(はやしよしき)1968年千葉県生まれ アーティスト・農家・NPO法人うず 理事長・一般社団法人小さな地球 代表理事
自然とアートとを追求しながらアメリカ・アジア・ヨーロッパなど世界各地を回り、1999年に千葉県鴨川市釜沼集落へ移住。
「美しい村が美しい地球を創る」をテーマに、釜沼北棚田オーナー制度、無印良品 鴨川里山トラスト、天水棚田でつくる自然酒の会、釜沼木炭生産組合、地域通貨あわマネー、大学の研修(千葉大学・東京工業大学・明治大学・都立大学)、企業の研修(UoC/博報堂の社会人大学)など、人と人、人と自然、都会と田舎をつなぐ多様な活動を主宰し、その活動全体を「いのちの彫刻」とする。
2019年台風15号被害後、一般社団法人小さな地球を設立し、古民家や棚田を含む里山全体を社会の共有財産(コモンズ)とする活動を始める。



  【リンク】
■無印良品東京有明
https://shop.muji.com/jp/tokyo-ariake/
■無印良品 東京有明Instagram
(@muji_tokyoariake)
■無印良品の空間企画
https://www.muji.com/jp/business/space-planning/