みなさま、こんにちは。
無印良品 グランツリー武蔵小杉です。
本日は、少しご無沙汰しておりました『中原ローカルフードツアー』の記事をお届けいたします。
今回ご紹介するのは、新丸子駅より徒歩約2分・グランツリー武蔵小杉からも約10分程度の場所にお店を構える『博味菜館(ハクミサイカン)』さんです。
工事中の外壁。足場の隙間から看板を確認し、店内に入ります。
いくつかおすすめのメニューをいただくことに。
・クラゲの刺身
博味菜館名物の一品。店主のスーミンさんにお伺いすると、皆さま必ず注文されるのだとか。入店前、お店の外にある座席のメニュー表をみて、ぜひ食べてみたいと思っておりました。
コリコリと食感はあるのに、口に入れると溶けていくような不思議な感覚。とても美味しかったです。きゅうりとの相性も抜群です。
・平打ち特製春雨ときゅうりねぎ和え
(この日はきゅうりではなく、季節のセロリでした)
はじめて出会った、平打ちの春雨。春雨の弾力とネギとセロリの食感がたまりません。平打ち春雨はのどごし最高です。
*特選海鮮おこげ
おこげはお店の前で天日干しして作る自家製です。アツアツの五目海鮮あんかけを上からかけるて出来上がり。
ジューッとあんかけがかかる音。食べるのが楽しみです。
きくらげや人参、様々な食感が楽しめ、おこげとの相性も抜群です。
*黒酢酢豚(ナンコツ使用)
黒酢を使用した酢豚。この日はナンコツの部位を提供いただきました。
黒酢の味付けがナンコツと絡み合い、とても美味しかったです。
・マルコスギ坦々麺
今回、一番気になっていた担々麵。
味はとても濃厚、辛すぎず麺とお汁の両方の味を楽しめます。
また、麺を全て食べ終わったあとのお汁はスープのように濃厚でした。
*白身魚の水煮
白身魚(この日はカレイ)が具材に入った水煮。料理が出てきてすぐ、山椒の香りに惹かれます。
ホロッとカレイが口の中でとろけます。後からガツーンとくる山椒もきいています。
ねぎとの相性もグッド、白いご飯や麺とからめても美味しそうでした。
*雲白肉(ウンパイロー)
豚肉の中に、キャベツのみじん切りが隠れています。
見た目で食べる人の目を引き、味もやみつきになる料理でした。
(なお、上記商品のうち*マークの料理につきましては仕入や時間帯によりご提供できない場合がございます。)
お料理を食べながら感じたこと、それは店主スーミンさんの素敵な人柄です。
そんなスーミンさんにいくつか質問してみました。
●お店の開店はいつ頃ですか?
「23年ほど前です。その時は、数名コックがおりました。」
●スーミンさんがお料理を作りはじめたのはいつごろですか?
「開店から5.6年ごろです。はじめはコックの休憩時間に来店されるお客様のために作り始めました。」
そして、
「コックが厨房にいる間も、お客様のご要望をコックに伝えたり、提案したりとコックとお客様の間の架け橋になっていました。」と、スーミンさんは続けます。
●お料理へのこだわりは?
「メニュー表の他に、訪れるお客様の顔色や体調に応じて使用する食材を変える事や、旬の食材・納得いく食材が手に入らないかぎり提供しない料理もあります。」と、お話しされました。
常連さんは、スーミンさんはお客様一人ひとりをよく観ていると言います。帰り際に『今日は元気がなかったね。』と一言。まるで第二のお家だと。
実際に頼んだ料理をいただいている際も、タイミングをみて次の料理を出してくださり、節々にスーミンさんの人柄を感じられました。
スーミンさんに会いに料理を食べに行く。そんな方も多いのではないでしょうか。
最後にスーミンさんとお写真を撮らせていただきました。
近くに立ち寄った際は、ぜひ足を運んでみてください。
次回のおたよりもお楽しみに。
無印良品グランツリー武蔵小杉