こんにちは。
無印良品広島アルパークです。
今回は無印良品とご縁のある生産者のはつはな果蜂園さんにお邪魔させていただいた時のお話です。
オーナーの松原秀樹さんは、少年期から昆虫や植物、自然に親しみを持ち育った生物博士です。
人とのご縁で蜂蜜に出会い、2015年に独立、はつはな果蜂園を開業されます。
「その土地の物語を、農産物を通じて少しでも多くのお客様にお届けし、生産に協力してくださる地域に少しでも貢献したいと願っています。」
そんな想いを持たれながら、宮島、大竹、湯来、沖美など、計5ヶ所の広島の土地で養蜂場をされています。
はちみつといえばよく花の名前を商品に名付けるのですが、その土地の物語が込められたはちみつにしたいという想いから、その土地の名前をそのまま商品名に付けられることが多いそうです。
“ 蜂たちが運んでくるのは、私たちの住むまちの花の蜜“
そんな素敵な響きに聞こえて、自然と手に取りたくなりますね。
代表的なものでは、宮島はちみつ初夏、宮島はちみつ夏、沖美のはるかぜ、沖美の輝き などがあります。
私たちが今回お邪魔した江田島、沖美の養蜂場は、見下ろせば海、見上げれば山。
車で通るにはハラハラする程の急斜面に、ひっそりと存在します。
日が登り、落ちるまで、余すことなく太陽の暖かさを反射する瀬戸内海の広大な輝きは、
まさに “ 沖美の輝き “。
はっさく、甘夏、レモンの柑橘の木に囲まれた爽やかな圃場環境に、爽やかな甘みのはちみつが出来上がります。
こうした背景に加え、江田島にたくさんあるハゼの木の蜜が黄金に輝くことから名付けられた “ 沖美の輝き “ がこの地で、小さな蜂たちの力によって誕生しています。
混ぜられ、個性は無くなり、価値を見落としてしまうこの時代に、価値に納得して信頼を口にする感覚を芽生えさせながら、口にする物の背景に広がる物語に触れていく。
そんなすこやかなくらしが無印良品と共に、みなさんを待っているように思います。
無印良品 広島アルパーク
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