こんにちは。ヨシヅヤ可児です。
可児市の我田(わがた)の森におじゃましまして、里山クラブ可児の事務局の柿元さんにお話をうかがいましたのでご紹介します。
2000年に設立された里山クラブ可児は「森と人、人と人が繋がり、創り伝える、ふるさと『我田の森』。」をコンセプトに我田の森の維持や保全のほか 様々な活動をされています。
見学させていただいた日(10月)は「ホダ木」(原木に菌を植え付け、半年くらい経過して、椎茸ができるようになった物)の整備をされていました。
こんなに大きな椎茸が育っていましたよ。
柿元さんに、我田の森を歩きながら案内していただきました。
棚田では、江戸時代にされていた稲づくりを再現されています。
ポイントは3つだそうです。
①一年中水を貯めておく
②不耕作(耕さない)
③農薬を使わない
水をずっと貯めておくことで生物の多様性が守られているそうです。
この日は10月の終わりでしたがタニシやアメンボがいました。
この棚田では、可児市民向けに年に3回『自然学校』をされていて、下記のことを体験できるそうです。
◯初夏は田植え
◯秋は稲刈り
◯初冬は餅つき
畑では大きな豆を発見!
「薄くスライスして干してお茶にするんだよ。」「そうなんだ~ 家でやってみよっと。」
里山クラブのメンバーさんと会員さんとの会話に ほっこりしました。
珍しいものを発見。
(無印スタッフ)「これはなんですか??」
(メンバーさん)「フォックスフェイスカナリヤ茄子だよ。」
なるほど!教えていただいた途端にキツネに見えました。
通ってみえる会員さんにお話をうかがいました。
「小学生の娘が田植えをしたいと言ったので見学に来たところ、私の方がここの魅力に夢中になってしまいました。
里山クラブ可児のメンバーのみなさんは優しくて、ここでは失敗もokなところが居心地がいいです。
平日は私だけで参加していますが、夏休みは親子で参加しました。
学校に行かない選択をしているお子さんと水曜日の活動に親子で来るのもいいと思いますよ。
自然の中ではとてもリラックスできます。
田植えと稲刈りを体験したので、次はいよいよ餅つきをして味わう番です。すごく楽しみです。」
柿元さんに案内していただきながら森を歩いていると、土や落ち葉のふわふわ、葉っぱの色が一つ一つ違うところ、風のにおい、などなど、五感で森をたのしむことができました。
里山クラブ可児のホームページにはYouTubeで我田の森の様子がアップされています。
そして、実際に活動を体験してみたい方は見学が可能だそうです。
詳しくは里山クラブにお問い合わせください。
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里山クラブ可児
■活動日:毎月第3日曜日・第4日曜日(例会)
毎週水曜日(田んぼビオトープ整備)
■活動場所:我田の森(可児市久々利大岩2688-1)
■会費:1,000円/年
里山クラブ可児では、随時会員を募集しています。
まずは我田の森を見学なさいませんか。
活動日の毎週水曜日、毎月第3・第4日曜日の9:00~14:00まで可能です。
里山クラブ可児オフィシャルウェブサイトの
「コンタクト」から お問い合わせください。
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(左から 会員さん、柿元さん)
身近なところに自然があって、遊んだり 学んだり そして癒されたりできることは可児市の魅力の一つですね。
里山クラブ可児 柿元さん
貴重なお話を聴かせていただき ありがとうございました。
メンバーさんが活き活きと活動されているお姿が印象的でした。
そして、我田の森散歩はとっても気持ちよかったです。
無印良品ヨシヅヤ可児