こんにちは!
無印良品 日田 BOOKS担当Sです。
新年度を迎え、生活のリズムや環境が少しずつ整いはじめる頃。
あらためて身のまわりを見渡すと、何気なく使っているものの中にも、
自分らしさが表れていることに気付かされます。
今回ご紹介するのは、無印良品の出版レーベルから生まれた書籍シリーズ「人と物」。
「人と物」とは、作家も詩人も映画監督も ひとりの生活者である という視点から
愛用品やくらしの風景とともに随筆や図像作品を1人1冊仕立てで編集する文庫本シリーズです。
その「人と物」シリーズに新たに3冊が加わりました。
ご紹介するのは、時代を超えて愛される3人の書き手とつくり手。
日々の暮らしの中にある“ささやかな美しさ”を見つめてきた人たちです。
・幸田文
自然や暮らしを丁寧に見つめ、言葉にしてきた作家。
日常の所作や季節の移ろいに宿る美しさと、そこに寄り添う「物」が静かに語られます。
・宮脇綾子
身近な食べ物や道具を題材に、独自の表現を生み出した手仕事の人。
観察するまなざしと、素材を慈しむ心が、その作品と愛用品から伝わってきます。
・さくらももこ
飾らない言葉で日常を描き、多くの共感を集めてきた表現者。
ユーモアと哀愁が同居する視点と、彼女らしい「物」との関係性に触れられる一冊です。
3冊の中で私、BOOKS担当Sのお気に入りは、さくらももこさんです。
くすっと笑えて、でも読み終わる頃には少しだけしんみりする。。
そんな彼女の文章と同じように、「物」との向き合い方にもどこか人間味があります。
特別なものじゃなくてもいい。
思い出があったり、なぜか手放せなかったり。
“理由にならない理由”でそばに置いてる物たちが、その人らしさをつくっているのかもしれない。
そんなことを、やさしく気付かせてくれる一冊です。
誰かの大切にしてきた「物」を通して、その人の生き方に触れる。
ページをめくるたびに、自分の身のまわりにあるものにも、少しだけ目を向けたくなる。
そんな余韻を残してくれるシリーズです。
GWのひとときに、ふらりと無印良品日田へもお越しいただけたら嬉しいです。
本との出会いを、ゆっくりとお楽しみください。
スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
無印良品日田