こんにちは。
無印良品イオンタウン富雄南の食品担当です。
突然ですが皆様、無印良品の食品といえば何を思い浮かべますでしょうか?
やはり、レトルトカレーや不揃いバウムとのお声が多いでしょうか?
実は無印良品には、各地域で活躍されている企業様の商品をお取り扱いしている店舗がございます。イオンタウン富雄南では、奈良県や大阪府をはじめとした関西の企業様の食品を多数販売しております。
余談ですが、販売するローカル食品のラインナップは、各店舗が独自に選定しております。つまり、当店で販売しているローカル食品は、当店スタッフが富雄南の皆様のために選りすぐった “うまいもん” たちなのです。
地元の “うまいもん” に携わる方々に敬意を込めて、今回僭越ながら商品を紹介させていただきます。
今回ご紹介するのはこちら。
『難波ネギせんべい』税込190円
優しい色味の、さくさくとした食感のせんべい。乾燥させた難波ネギが練り込まれており、海老粉やかつお節、あおさ、紅生姜などの風味が相まって香ばしく仕上がっております。
例えるなら、お好み焼きのような味。お好みソースなどをかけても美味しいかも...⁈ 一部地域限定での販売ですので、関西人の皆様は必見です。
なんといっても、当商品の要は難波ネギ。こちらには、大阪府の『稲田ファーム』様の難波ネギを使用させていただいております。
難波ネギがどんなものか、皆様はご存知でしょうか?
現在は、ネギといえば青ネギが多く流通していますが、実は50年ほど前は難波ネギが主流でした。難波ネギのことを “在来種” と呼ぶこともあるそうで、2017年には大阪府から「なにわの伝統野菜」に認定されました。
難波ネギの特徴は、独自の強い甘みと香り、そして柔らかい食感と強いぬめりです。それらを蓄えるまでに、じっくりと時間と手間をかけて栽培されます。
特に、収穫時はとても丁寧に扱われます。難波ネギは葉が柔らかいため、折れて穴が開くと、そこから泥が入ってしまったり、中の美味しいぬめり成分が低下してしまったりするそうです。そのためやさしく、特に葉先には細心の注意を払われます。
そうして大切に大切に育てられた難波ネギが、商品化という形で私たちの手元に届いています。
地元の味、そして歴史を守り続けてくださっている産地の方々には頭が下がります。
たくさんの方々が関わることで計り知れない愛情が生まれ、さらに他の誰かに栄養として届く。他の何にも代えられない、素敵な繋がりですね。
当店も、産地の方々とお客様を繋ぐ架け橋を担えるよう努めてまいります。ぜひお立ち寄りくださいませ。
無印良品イオンタウン富雄南